谷川笠ヶ岳 かさがだけ 1,852m 谷川連峰 |
川場スポーツクラブに誘われて白毛門・笠ヶ岳に登ってきた。紅葉はすっかり里近くまで降りてきている。山の上は台風の影響か葉がない木が多い。天気に恵まれ谷川東壁がすっきりと見えた。 |
登山日 | 2018年10月28日(晴れ) | しんぷるライフ、川場SC3名 |
行 程 | 土合駐車場06:50…06:58東黒沢…08:46松ノ木沢の頭08:51…09:43白毛門09:54…10:52笠ヶ岳11:44…12:28白毛門12:35…13:07松ノ木沢の頭13:11…14:36東黒沢…14:40土合駐車場 ルートマップ(ヤマレコ) |
土合の駐車場に向かう途中にモルゲンロートに染まる白毛門が見えた。車を停めて写真を撮っていると川場スポーツクラブの三人が通りかかった。今日はいい山行日和になりそうだ。土合駐車場で隣に止めて歩き出す。 登山口のブナの樹林帯はまだ緑が多く残っている。あと一週間くらい先から紅葉の見頃になるだろう。道標には「ぐんま県境稜線トレイル」のステッカーが付けられている。群馬県の防災ヘリの墜落事故で出ばなを挫かれた感がする県境稜線トレイルだが、これを目玉として各行政区が観光に力を入れてくることは間違いないだろう。将来はここでトレランの大会が行われることになるのだろうな。 |
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土合駅付近から見る白毛門 |
松ノ木沢の頭から白毛門 |
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経験者が先頭を歩けということでペースメーカーになった。急登が続くこともありバテたら拙いといつものペースで先頭を行く。遅いと思われても気にするまい。なんか久しぶりの白毛門の気がするが一昨年の今頃登っている。紅葉がよかったが、今年は少し紅葉山行には遅い感じだ。紅葉は松ノ木沢の頭くらいまでか。ヒノキのウロあたりがちょうどいい感じ。 | |||||
松ノ木沢から谷川岳の東壁を望む 一ノ倉岳、武能岳と続く |
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ヒノキのウロで一休み。まあまあのペースみたいだ。寒いと思ってきたが意外と暖かい。フリースを脱ぎ長袖一枚となった。次のポイントは松ノ木沢の頭だ。ここまで来れば白毛門は近い。 | |||||
白毛門から笠ヶ岳、烏帽子岳 |
南には子持山、小野子三山、榛名山 |
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概ね群馬県の峰々は見渡せる。遠望は墨絵状態だが仕方あるまい。遠く八ヶ岳が何とか見える状態で完ぺきとは言えないか。富士山が見えるくらいすっきりしていれば最高なんだが。時刻が早いこともあって笠ヶ岳まで足を延ばすこととなった。ライフさんにとっては初めての笠ヶ岳だ。違う景色が見えるし、疲れても後悔はないと思うよ。 | |||||
白毛門からのパノラマ |
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上州武尊を遠望する |
白毛門 |
笠ヶ岳が近づいてきた |
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笠ヶ岳まではコースタイム1時間弱。遠く見えるが意外と近いものなのだ。少しづつ高度を下げるのでガッカリだ。道はぬかるんでいるところもある。霜が降りたのかもね。それとも昨日の雨のせいか。鞍部から見上げる笠ヶ岳は高くそして遠くなってしまったように感じた。ガレ場をうつむき加減に登っていけば待望の笠ヶ岳山頂に着いた。さすがに朝日岳まで行きたいというメンバーはいなかった。 | |||||
笠ヶ岳山頂 |
七ツ小屋山の向こうに大源太山 |
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草紅葉はすっかり熟成して色が濃くなっている。展望の良い山頂でランチタイム。風も穏やかで昼寝もできそうだ。北側から見る白毛門はひどく穏やかな山容に見えて、南側からのそれとはまるで違うのに気が付いた。 | |||||
巻機山 |
烏帽子岳から朝日岳 |
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白毛門の北側 南面とは大違い |
落葉した白樺の林 |
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さあ下りはWストックが大活躍。白毛門からの下りでは必須アイテムだろう。登りでは光がなく紅葉も映えなかったが下りでは実にいい感じだ。陽の光が葉を透かして届く彩は実に美しい。秋山を満喫だ。 | |||||
紅葉が輝く |
ブナの黄葉 |
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紅葉時期の谷川岳は登山者でごった返すが、こちら白毛門方面は登山者も少なく楽しい登山を満喫できるのではないかな。 |