八幡平
はちまんたい
1,613m
奥羽山脈

 八幡平は山頂が台地状になった成層火山で、その火口跡に八幡沼やガマ沼、メガネ沼などの火口沼が形成された。湿原にはさまざまな高山植物や湿原植物の群落が発達し、アオモリトドマツやブナの原生林、針葉樹林帯が形成されている。
あまりに平らで山頂らしくないということで、1962年に岩手県によって土盛りが行われた。それが崩れてきたので、1986年に国立公園指定30周年を記念して展望台が作られた。(wikipediaより)
登山日 2018年09月19日(晴れ) しんぷるライフ、しげ
行 程 八幡平山頂レストハウス08:59…09:04鏡沼分岐…09:12見返峠09:15…09:41源太分かれ09:44…09:52源太森09:56…10:07源太分かれ…10:19陵雲荘10:21…10:30ガマ沼…10:40▲八幡平10:42…10:59鏡沼分岐…11:01八幡平山頂レストハウス
ルートマップ(ヤマレコ)

 八幡平温泉郷からアスピーテライン(アスピーテとは火山活動によって形成された台地状の地形で、特に岩手県側はお手本のような形をなしている。)を利用して八幡平登山口までやってきた。山頂レストハウスは有料(\500)なので岩手側の無料駐車場に止める。

岩手側の無料駐車場

岩手山が見える

山頂レストハウス有料P

秋田と岩手県境

自然探勝路コースに入る

岩畳が続く
 八幡平山頂入口の案内に従って探勝路に入る。道は誰でも歩けるように整備されている。観光客が入り込めばさぞかし混雑するのだろうな。青空の下、心地良い風に吹かれてのんびり歩きましょう。

所々に案内板がある

ナナカマドの赤い実がたわわ

畚岳(八幡平三大展望地) 遠く秋田駒ケ岳

見返り峠から 左が岩手県無料P 右が山頂レストハウス

アオモリトドマツなんだとか

八幡沼がすぐそこ

ここは池塘 草が生えてる
 湿原に入る前に石畳は木道に代わる。針葉樹はコメツガかなと思っていたらアオモリトドマツ(オオシラビソ)だとか。これが樹氷になるんだね。蔵王、八幡平、八甲田の樹氷が有名なところ。

 標高1600mの高層湿原だけあって草黄葉が早い。陽を浴びて黄金色に輝く湿原と八幡沼のコントラストがいい感じだ。空には青空。何も言うことはないなあ。

草黄葉と八幡沼 湿原では木道に代わる
 途中の標識に源太森が八幡平三大展望地の一つであることが記されていた。わずかに足を延ばすだけなので行ってみることにした。道は木道ではなくなり登山道じみてきた。ほんのひと上りで源太森に着いた。そこからは全方位の展望が得られる。山頂部の全貌が見下ろせ、北には青森県の岩木山や八甲田山が早くおいでと呼んでいる。

源太森(八幡平三大展望地)から山頂部を見る

右のピークが茶臼岳(八幡平三大展望地)
 名残惜しいが戻りましょう。ハイカーがぐっと増えてきたね。こんな遊びの山もいいもんだ。近くに住んでいれば年に幾度も来るのになあ。さあ、山頂に向かいましょう。草黄葉は今が最盛期かな。

湿原の中のプール ???

草黄葉を楽しみながら

陵雲荘と八幡沼 歩いてきた湿原

八幡沼全景
 陵雲荘には暖炉があるが誰が火を管理するのかな。避難小屋テラスからの景色もなかなかだ。八幡沼が実にいい存在感を出している。

山頂に着いた

展望台に上がらないと…

大きな標柱だ
 景色を楽しみながら歩けば山頂に着いた。際立ったピークではないため樹林が邪魔で展望がない。さあ展望台に上がろう。う~ん。展望は源太森のほうがいいかな。まあ敢えて頂上をつくったのだから仕方ないか。

ドラゴンアイが見られる鏡沼

ここに出来るらしい
 沼巡りコースを歩いていく。沼の周辺は色づき始めて来たようだ。ポスターなどで見た鏡沼のドラゴンアイを想像してみた。これだけの規模ならきっとすごいな。草津白根の御釜では見られないのだろうか。鏡沼を過ぎると登山口はすぐそこだ。
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