谷川岳 たにがわだけ 1963m 谷川山系 みなかみ町 |
梅雨入り前の谷川山系は魅力的だ。西黒尾根が好きだがここ数年登れていない。それに洩れず今年も天神尾根往復となった。 |
登山日 | 2018年06月02日(晴れ) | しんぷるライフ、KM、HH |
行 程 | 天神平09:25…09:35田尻尾根分岐点…09:46天神峠分岐点…10:08熊穴沢避難小屋10:13…10:42天狗の留まり場10:47…11:11天神ザンゲ岩…11:24肩の小屋11:28…11:37▲谷川岳(トマノ耳)12:37…12:44肩の小屋…11:31天神ザンゲ岩…13:11天狗の留まり場…13:32熊穴沢避難小屋13:35…13:58天神峠分岐点…14:08田尻尾根分岐点…14:17天神平 ルートマップ(ヤマレコ) |
新緑とタニウツギの赤い花を見下ろしながらゴンドラは天神平を目指す。ベースキャンプは人混みもなく谷川岳は意外と空いているようだ。天神平に降り立てば朝日岳方面の展望が素晴らしい。山頂付近の雪渓はわずかに残るだけ。 | |||||
天神平に降り立てば白毛門・笠ヶ岳・朝日岳 |
天神平から谷川岳山頂が見える |
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天神平のシラネアオイ |
雪渓も残り少ない |
ムラサキヤシオの赤が鮮やか |
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タムシバが青空に映える |
イワウチワはもう終盤 |
エンレイソウ |
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登山者は少ないと感じたがとんでもない。登山道に入れば登山者の姿が切れることなく続いている。時折見える西黒尾根にもその姿が多く見える。中高年で賑わう山と違ってここ谷川岳は若者が多いのが特徴だ。ここ数年来、どこの山でも若者の姿が多くなった。 | |||||
散り始めたツバメオモト |
ベニサラサドウダン |
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新緑が眩しい |
チョットアップで |
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この冬は降雪が少なかったことと、異常気象による夏日の連発により雪融けが早くなった。ムラサキヤシオやタムシバ、イワウチワは既に終盤を迎えている。熊穴沢避難小屋までは日陰で涼しく歩ける。それでも背中には汗が滴り、避難小屋で一枚脱ぐことになった。 | |||||
タムシバですね |
白のイワカガミ |
こちらは普通のイワカガミ |
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天狗の留まり場の手前からのパノラマ |
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オオカメノキ |
ナエバキスミレ |
ミツバオウレン |
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避難小屋を出て樹林帯の急登を登れば森林限界となる。一気に展望が開け、青空の下、谷川らしい展望が楽しめる。足元にはイワカガミやナエバキスミレなどが咲いている。天神尾根は多くの登山者で賑わっている。登山道を吹き抜けていく風が爽やかで実に心地よい。 | |||||
オジカザワノ頭から川棚ノ頭 |
雪渓が見えてきた |
肩の小屋直下の雪渓を登れば |
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雪渓を登りきれば肩の小屋だ。気持ちよく西に延びている主稜線をじっくりと眺めてから、のんびりとトマの耳を目指す。 | |||||
主稜線が遥かに続く |
朝日岳方面 |
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一ノ倉岳と茂倉岳 右はオキノ耳 |
遠く中ノ岳と越後駒ヶ岳 |
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トマノ耳からは大展望が広がっていた。オキノ耳方面にも多くの登山者が歩いて行く。奥の院の岩場にも登山者の姿が絶える事がない。ユキワリソウやホソバヒナウスユキソウ、ハクサンイチゲなどが咲いているかな。皆、谷川岳を満喫しているようだ。 | |||||
もうすぐ雪渓は消えそう |
天神尾根を見下ろす |
武尊山 |