平標山 たいらっぴょうやま 1984m 谷川山系 新潟県 |
登山日 | 2018年05月26日(晴れ) | しんぷるライフ、KM |
行 程 | 平標登山口駐車場08:13…08:18平標登山口…09:17送電鉄塔09:25…10:00松手山10:03…10:56一ノ肩…11:25平標山12:12…12:46平標山の家13:07…13:55平元新道登山口13:57…14:57平標登山口駐車場 ルートマップ(ヤマレコ) |
8時には平標登山口駐車場はほぼ満車状態。しかし周回して戻ってみれば第2・3駐車場には車がなかったから、この時間には皆歩き出すようだ。新しくなったトイレを借り用を足して歩き出す。この時期に訪れるようになったのは何時頃からだろうか。平標山と仙ノ倉山との鞍部にあるお花畑の開花時期にはまだ早いが、ハクサンコザクラがちょうど咲き始める頃ではある。 | |||||
ラショウモンカズラ |
アカモノ |
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クルマムグラ |
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先ずはいつも通り送電鉄塔を目指す。最初の階段が平標山は階段続きで嫌だなとの印象を植え付けるようだ。足元にはあまり派手な花はないが、新緑の深い林の中は気持ちが良い。急登だしゆっくり歩いて行こう。やがてハルゼミの大合唱が聞こえてくるようになると、一気に汗が噴き出してくる。風がないのが応えているようだ。 | |||||
チゴユリ |
苗場山 |
ナエバキスミレ |
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オオカメノキ |
ミツバオウレン |
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我慢して歩いて行けば樹林帯を抜け送電鉄塔に出た。やれやれ、ここまで来ればホッと一息だ。少し休憩を入れましょう。 | |||||
平標山 大源太山〜三国山 |
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鉄塔を過ぎれば再び樹林帯だが前ほどは深くない。相変わらずハルゼミの声が喧しい。もうすぐ本格的な夏に入るんだなあ。樹林帯を抜けると松手山が見えてくる。もうこの辺から森林限界なのだ。平標山への稜線がくっきりと見える。 | |||||
イワカガミ |
ミツバオウレンの群落 |
ムラサキヤシオ |
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松手山からは稜線歩きとなる。吹き抜ける風が心地よい。足元には適当に花があり笹原の中にはシャクナゲが数多く咲いている。シラネアオイは少しくたびれてきていたが、いつもの場所で咲いている。ムラサキヤシオが鮮やかな色を放っているなあ。 | |||||
苗場山を遠く松手山を振り返る |
平標山への稜線 |
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一の肩への登りに入ればハクサンイチゲの群落がある。これから最盛期を迎えるようで花は瑞々しく輝いている。羨ましい限りだ。 | |||||
振り返れば苗場山 |
仙ノ倉山の向こうには谷川岳 |
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平標山頂で腰を降ろした。いつ来ても平標山はいいね。鞍部に向かって階段を少し下ってみる。お花畑はハクサンコザクラがわずかに咲き始めたばかり。あと2週間もすればいっせいに咲きだすのだろうか。 | |||||
ミネズオウ |
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さあ、山頂へ戻り山の家に下りましょう。ここはずっと階段が続くのでライフさんつらそう。階段に残雪が残っているうちに歩くのが楽そうだ。咲き始めたシャクナゲの中を抜けて下っていく。タテヤマリンドウが見られるようになると山の家だ。山の家で冷たい湧水を頂き、テラスでコーヒーを淹れる。明日は平標山の山開きだそうだ。どうやら毎年5月の最終日曜日に行われているらしい。テントが幾つも張られて明日の山開きは賑やかになるのかな。 | |||||
山の家からも階段の下りだ。大ぶりのエンレイソウが数多くあるが既に花期は終わり地味な草となっている。この道はブナの林で新緑が眩しいばかりだ。やがてカラマツ林に変わると平元新道へと出る。 | |||||
ブナの新緑 |
ユキザサ |
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カラマツ林になると |
平元新道登山口 |
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