美ヶ原 うつくしがはら 2034m 中信高原 長野県 |
美ヶ原は何度か訪れているがいつも美しの塔までだった。ここも登山の対象とは考えにくい観光地だ。ここ美ヶ原高原は特級の展望の山だ。 |
登山日 | 2017年10月26日(晴れ) | しんぷる |
行 程 | 山本小屋駐車場10:55…11:09美しの塔…11:15塩くれ場11:20…11:44烏帽子岩…12:26王ヶ鼻13:11…13:29▲王ヶ頭13:31…13:35王ヶ頭ホテル13:40…14:04塩くれ場…14:12美しの塔…14:26山本小屋…14:32牛伏山14:40…14:45山本小屋駐車場 ルートマップ(ヤマレコ) |
山本小屋駐車場には積雪があった。どうやら美ヶ原一帯は雪に覆われたようだ。霧ヶ峰よりはやや標高が高いだけ昨日の雨が雪になったということなのだろう。駐車場からの展望も素晴らしい。展望の山には快晴が何より一番だ。悪天候の時にピークハントで歩いてはいけないなあ。正午近くになり、中央・南アルプスはだいぶ霞んできている。さあ、急ごう。 | |||||
左:八ヶ岳 正面に霧ヶ峰車山 右:南アルプス |
その車山をズーム |
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山本小屋 |
積雪がある |
美ヶ原のシンボル 美しの塔 |
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足元には数センチの積雪があり、また融けた水でぬかるんでいる。ここ美ヶ原は登山のイメージはなく、霧ヶ峰と並んでまさに観光地そのものだ。通行止めの車道を歩く。さすがに花はなく、草紅葉も終わっていれば訪れる観光客も少なくなるというものだ。 | |||||
後立山連峰が一望だ |
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雪原に蓼科山、八ヶ岳 |
正面から塔を見れば 後には白銀の北アルプス |
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美しの塔を過ぎ、塩くれ場の分岐からアルプス展望コースを行く。どこを歩いても変わらない様な気もするが歩いてみるか。この道は頂上台地の縁を巡るコースになっている。観光コースとは違って登山道の様相だ。高低差はあまりないが、積雪があることで意外と歩きでがある。 | |||||
荒船山をはじめとする西上州の山々も |
アルプス展望コース |
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乗鞍岳 |
槍ヶ岳 |
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王ヶ頭を望みながら歩く |
王ヶ鼻と王ヶ頭 |
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三城牧場への道を左に分けて王ヶ頭の直下を歩き、先ずは王ヶ鼻に向かう。美ヶ原一番の展望が楽しめるとのことだ。一旦車道に合流する。車道の轍につられて反射板まで行ってしまった。引き返すと道標がありました。道標からは登山道チック。ぬかるんだ悪路をわずかで王ヶ鼻に出た。素晴らしい展望だ。鼻先だから遮るものがない。ここでゆっくりとしていこう。 | |||||
振り返れば八ヶ岳 |
武石峰の上には北アルプス カラマツの紅葉は終盤 |
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カラマツと頚城山塊 |
美ヶ原一番の展望地だとか |
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方位盤を兼ねる説明板 |
爺ヶ岳 盟主:鹿島槍ヶ岳 五竜岳 |
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団体が帰ってから腰を上げた。さあ、美ヶ原最高峰の王ヶ頭に向かう。登山者の数はまばらだ。所々に美ヶ原ロングトレイルの案内板が立っている。松本市が中心になって行っているらしい。詳しくは松本市のホームページを参考にされたい。 | |||||
王ヶ頭ホテルの正面から北アルプス |
同じく頚城山塊 |
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浅間連峰 |
蓼科山そして八ヶ岳 |
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王ヶ頭はやたらと塔が立ち、王ヶ頭ホテルが建つ山頂である。さすがに美ヶ原最高地点、ここからの眺めも素晴らしい。この山頂ホテルに一度は泊まってみたいものだと思ってしまった。何処までも続いているような広い草原。本当に美しいところだ。霧ヶ峰そして美ヶ原、本当に良い名前だと思う。 | |||||
▲王ヶ頭 |
王ヶ頭ホテル |
本当に広い美ヶ原高原 |
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牛伏山に登ってみる |
ほぼ頂上 |
王ヶ頭を振り返る |
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山本小屋の裏に牛伏山登山道があるので登ってみた。明治時代の美ヶ原の山火事についての記載がある。改めて美ヶ原の広さを確認したのである。登山を楽しむのであれば三城からの周回が面白そうだ。 |