飯綱(縄)山
いいづなやま
1917m


北信五岳
長野県
飯綱山 飯綱湖より

 北信五岳。斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯綱山の5つの山を指す。妙高山は新潟県の山だが何故か北信五山に入っている。今までに登ったのはその妙高山だけ。飯綱山は長野市民の山で、また独立峰のため山頂からは大展望が広がり、近くは戸隠連峰、妙高火山群、志賀高原や上信国境の山々、北アルプス、八ヶ岳、南アルプスに富士山まで。空気の澄みきったときは佐渡ヶ島まで見えるのだとか。
登山日 2017年10月8日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 一の鳥居苑地駐車場08:45…09:02南登山口…09:55駒つなぎ場…10:34南・西登山道分岐…10:45飯縄山南峰…10:58▲飯縄山12:00…12:11飯縄山南峰…12:20南・西登山道分岐…12:56駒つなぎ場…13:36南登山口…13:50一の鳥居苑地駐車場
ルートマップ(ヤマレコ)

 関越トンネルを抜けると雨だった。谷川岳に厚い雨雲がかかっていたから、ひょっとしてと思っていたが当たってしまった。まあ、天気予報はいいし、湯沢の山に登るわけではないからあまり気にはしなかった。長野市に行くのに津南経由とは思いも寄らなかったが意外といい感じだ。飯綱山登山道としては、一の鳥居をくぐる正規ルートの南登山道と、戸隠からの西登山道が多く歩かれているようだ。今回は正規ルートを採ることにする。

一の鳥居苑地駐車場

駐車場から歩き出す

舗装路を歩いて南登山口
 南登山口には一の鳥居苑地駐車場という立派な駐車場が整備されている。天気は曇りではっきりしない。気分も晴れないが予報は悪くないので歩きだすことにした。標高が1130m近くもあり、もう紅葉が始まっている。車道に出て15分ほどで南登山口に着いた。

飯綱大明神とある

黄葉が始まっている

陽が射してきた
 広葉樹の樹林帯はまだ緑が鮮やかだ。道は緩斜面で脚慣らしにはいい感じ。何となく上空に青空が見えるようになって、始まり出した黄葉が輝きだしてきた。このまま晴れてくれるといいんだけど。登山道には十三仏が置かれている。十三仏についてはこちらを参照。

登山口から十三仏がある

素晴らしい黄葉

駒つなぎの場

少し陽が足りないか

 

 
 短い間隔で現れる石仏と紅葉を楽しみながら歩いて行くとチョットした広場に出た。第十一阿閃如来がある駒つなぎの場だ。かつてはここまでは馬で入ってきたのだろうか。ここからは傾斜を増しジグザクと登っていく。展望があるとされる天狗の硯岩はガスでだめ。諦め加減でトボトボと歩く。第十三虚空蔵菩薩を過ぎると樹林帯から抜けシラカバの林が美しい。

樹林帯を抜ける

青空が広がってきた

展望が広がるはずだが…

南峰はもう少し

南峰直下の鳥居

三角点が置かれる本峰が近づいた
 再び青空が出てきた。南峰が見える。笹原を息を切らして登っていく。南峰の飯綱大権現はスルーして北峰へと急ごう。気温が高く汗をかいて結構疲れてしまった。早く腰を降ろしたい気分。北峰は見えるが周囲はすっかりガスの中で残念なことに眺望はない。
 南峰からやや下り北峰に向かうが途中にトイレブースがある。少し違和感を抱いたがどうだろうか。だいぶ疲れて北峰に着いた。方位盤を見てびっくり。素晴らしい展望が広がっているはずではないか。とりあえず山頂の一角に腰を降ろしランチとする。子ども連れの登山者が多い。地元長野市民なんだろう。ここ飯綱山は長野市民に愛されている山なのだ。ガスが晴れる気配もあるので寝たふりをして待つ。果報は寝て待てなんてね。

鹿島槍 五竜 唐松岳 不帰嶮

白馬三山

穂高連峰 槍ヶ岳
飯綱山南峰

上信越国境の名峰達
大パノラマが広がる
 回りがざわざわしてきた。ライフさんが晴れて来たと言う。目を開けてみれば雲海の上に幾つかの名峰が頭を出しているではないか。なかなか見られない展望に感激して山頂を歩きまわる。モクモクとした雲海が実に美しい。素ッ晴らしい雲海だ。雲海は動的であり刻々と姿を変えている。本当に感動ものだ。長野市民の飯綱山頂からの展望は一級品だった。いいなあ身近にこんな山があるなんて。

北アルプス南部が雲海に浮かぶ
雲の波は刻々と姿を変えて行く

歩いてきた尾根が見えてきた

山肌の紅葉も見頃を迎えるだろう
 雲海を大いに楽しんで下山だ。感動的な山頂での時間が下山する足を軽くした。おそらく下山後には周囲はすっかり晴れ渡り県境の峰々が姿を現すだろう。北信五岳、恐るべし。他の山にも登りたくなるというものだ。黄葉を目当てに来たけれど残雪期もよさそうだな。
 快晴の大展望はさぞかし素晴らしいものだろう。今回はガスが晴れ偶然にも素晴らしい雲海に恵まれた。感謝だ。これから本格的に紅葉シーズンに入っていく。今年は悪くない様な印象。大いに楽しみたいものだ。

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