長七郎山・おとぎの森
ちょうしちろうさん
1579m

赤城山

 赤城のツツジはアカヤシオは終わったが、ミツバ、シロ、ヤマツツジなどが咲いているはずだ。レンゲツツジが咲き終わるまでは赤城のツツジが楽しめる。大気はすっきりと澄んで展望も期待できそうだ。
登山日 2017年6月3日(晴れのち曇り 風強し) しんぷるライフ、KM
行 程 小沼駐車場9:00…9:25▲長七郎山9:35…10:05おとぎの森…10:30茶の木畑峠(銚子の伽藍方面散策)…11:00長七郎・おとぎの森・小沼分岐…11:15小沼駐車場

 今年の赤城山のツツジの開花は遅くなっている。3月に寒く、積雪があったりした影響だろうか。さすがにアカヤシオは花期を終え、ミツバツツジ、シロヤシオへとツツジのリレーが続いている。先々週に来た時はまだ新緑もなく、今年の赤城山の春は遅い印象を得た。そろそろ良いんじゃないの、そんな感じで小沼周辺を歩くことにした。昨日の未明は雷雨で初夏の嵐となったが、そのせいか大気はすっかり澄んでいる。

登山道に入る 北風が冷たいぞ

花はまばら

小沼の先には富士山
 黒檜山登山口に向かって多くの登山者が歩いている。相変わらず人気の黒檜山だ。小沼駐車場にも親子ハイキングの面々や観光客が詰めかけている。寒気が来ているのか北風が冷たい。今日は稜線歩きではないからそんなに影響はないと思うけど。

ヤマツツジと小沼(この)

富士山がすっきりと見える
 ヤマツツジは咲き始め。小沼の向こうには富士山がくっきりと見える。さて、シロヤシオはどうかな。北の谷川方面には雨雲が掛かっている。武尊山も山頂が見えないが雪融けはだいぶ進んだ感じだ。武尊山はここ数年登っていないかも。今年はご挨拶しておこうか。

赤城の盟主黒檜山

シロヤシオが咲く

ミツバツツジも

袈裟丸連峰を望む

浅間山と四阿山の間に北アルプス
 あまり人気がないのか長七郎山の山頂は人影もまばら。冬の冷えた大気での展望ほどではないのかもしれないが、良いんじゃないですかね今日の展望は。でもツツジはやはり裏年というのか花数が少ない。それでも個体差はあるから良いものもある。

南アルプスから八ヶ岳・蓼科山 右端に白い御嶽山

ミツバツツジの向こうに北アルプス

シロヤシオ

ズームで
 残るミツバと咲き始めのシロ、そして新緑を楽しみながら小沼尻に長七郎を下っていく。すると親子ハイキングのグループが登ってきた。若い親たちより、子供たちの方が元気がいいようだ。さて、おとぎの森はどうかな。

おとぎの森で何やら…

新緑と青空だ

爽やかな時林帯

ヤマツツジが鮮やか

白のズミが青空に映える

茶の木畑峠
 う〜ん。あまり冴えないねえ。とにかく花数が少なすぎる。ミツバは終わっているから仕方ないがヤマツツジの赤がまばら過ぎる。茶の木畑峠から横引尾根を少し歩いてみよう。銚子の伽藍方面に少し進むと見映えのあるヤマツツジが多少あるが、この先あまり期待はできそうにない。寒いこともあって引き返すことにした。

ベニサラサドウダンかな

ミツバツツジの色ですね

ヤマツツジの色

白樺の林

ズミ

分岐に戻る
 分岐まで戻り小沼湖畔へと出る。分岐を左に進む。湖畔の道はミツバツツジやシロヤシオツツジが元気。本日一番の道だった様な…。

環水平アーク(かんすいへいアーク)だとか
 横引尾根で摂る予定だったランチは駐車場下のベンチで摂ることになった。先を行くライフさん達が空を見上げ誰かの話を聞いている。かんうん(環雲?)だとか。ネットで調べてみると環水平アークというものらしい。これは今年奥利根山歩きのtomoさんが至仏山で撮影している。まさか見られることが出来るなんてね。チョット期待外れだった赤城のツツジ散策はこうして終えた。
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