浅間隠山
あさまかくしやま
1757m

高崎市倉渕町

登山日 2017年5月27(晴れのち曇り) しんぷるライフ、KM、FH
行 程 登山口10:27…11:43▲浅間隠山12:26…13:27登山口
ルートマップ(ヤマレコ)

 二度上峠から登る浅間隠山は6年ぶりになる。こちら側から登るのは随分と久しぶりの様な気がしたが履歴を見てみればこんなもんだ。このところ、シャクナゲと紅葉を楽しみに浅間隠温泉郷からの登山が続いていた。何故か新鮮な気分だ。駐車場は一杯で、登山口の駐車余地に停める。登山道は以前よりえぐれた感じになったかな。

荒れた感じの登山道

ミツバチグリ かな

ミツバツツジが残る
 足元にはミツバチグリ、スミレが元気よく咲いている。カラマツの新緑も眩しい。大気は爽やかで実に心地よい。

鮮やかな道標

薄紫のエンレイソウ

白花のエンレイソウ

スミレが多い

山ツツジが咲きだす

背丈ほどあった笹はすっかり枯れた
 登山道を覆っていた背丈ほどの笹原はすっかりと枯れてしまい、萱場の跡のようだ。いったい何が起きたのだろうか。どうやら寿命のようだ。笹ガレは広範囲に一気に見られ、回復まで10年ほど要するとのこと。高山植物が繁殖するチャンス。

フデリンドウ

 ミツバツツジ

 大木と浅間山
 幾筋もある登山道も所々丸太やテープが張られ通行規制がかけられている。笹原とはいえ何処かしこ歩いて良いものではあるまい。ワラビ平から付けられた登山道は既に廃道となったのか分岐道標はない。そろそろ山頂が間近に見えて来た。
 山頂はそこそこの数の登山者。上空には青空が広がり天気は良いが、展望はというと、浅間山方面だけで群馬県側の展望はない。浅間山の雪はあらかた融けた。もうすぐ夏なんだな。記念撮影だけして山頂の一角に腰を降ろす。

 吹く風が心地よくてお昼寝でもしたくなる陽気だ。空腹を満たしていると徐々に雲が上空を覆いだした。今日は雲の動きがめまぐるしい。何とか展望にありつけた、そんな感じかな。

方位盤で何をみる

チゴユリ(稚児百合)

美しいカラマツの林
 帰路は楽だ。意外と登りが大変だった気がする。登りの途中で置き忘れたストックを探すが見当たらなかった。ちょっと残念。
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