坂戸山
さかどやま
634m


新潟県六日町

 今年は雪融けが遅かったせいか花の開花も少し遅れている。ようやく坂戸山のカタクリが見頃になったようだ。
登山日 2017年5月8(晴れ少し黄砂) しんぷる
行 程 鳥坂神社10:25…10:40一本杉…11:14桃の木平11:18…11:30▲坂戸山…11:45大城…12:00▲坂戸山12:30…(薬師尾根)…13:10鳥坂神社

 ゴールデンウィークは家で沈殿していた。今ごろインフルエンザに罹るとはね…。連休明けの平日だから、あまり登山者はいないのかなと思っていたが、駐車場には満車の看板が置かれていた。何となく駐車スペースがあるので慎ましやかに駐車した。花の時期だからハイカーもそれなりにいるようだ。

駐車場は一杯だが人気なし

坂戸山を望む 雪渓はわずかに残るのみ
 遊歩道を歩きだすが人影はまばらだ。一般観光客がいないのだろう。山菜採りと思われる人たちがビニール袋を片手に足元に注意を向けている。すっかりと雪は融け、今日は初夏を思わせる陽気になっている。天気は極めてよいが、昨日からの黄砂の影響が残っている。

シャガ

イカリソウ

ミネサクラ
 坂戸城址付近のカタクリは既に終わっている。先ずは坂下コースの入口である一本杉を目指す。

一本杉

ショウジョウバカマ

城坂コースを上る

雪渓が残る
 一本杉まで来ると登山者の姿がチラホラ。ここから桃の木平までは急登になる。カタクリはほぼ終わりで足元にはスミレが多い。スミレの名前は全く分からない訳ではないが、違いが良くわからなくて覚えようとする意志に欠けるようだ。陽射しが強く汗が出てくる。これからは十分な水が必要になってくる。時折吹き抜けて行く風が心地よい。生き返るようだ。

エチゴキジムシロ

エンレイソウ

??

カタクリが見頃になってきた
 この坂戸山は沼田市の戸神山と同様に市民に親しまれている里山である。何処にも山好きな人の集まる里山があるのだろう。

桃の木平のカタクリ

桃の木平
 丸太を一本担いで一人の年輩の方が後から上ってくる。登山道の整備に使うものだろう。汗を吹きふき桃の木平に着いた。桃の木平一面に咲くカタクリは今がちょうど見ごろだ。直ぐに丸太の方が追いついてきた。例年は一気に咲いてしまうのだが、今年は雪融けの具合だかわからないが一気には咲かなかったとのことだ。桃の木平も全面に咲いているようだが、話を聞いてみると確かにこれから咲き始める部分も幾つかある。
 ここは桃の古木にちなんで桃の木平と呼ばれているそうだ。古木ではあるが桃の実も成るとのこと。ただし直ぐに落果してしまうらしい。登山道の一ヶ所が崩れてしまたので整備するそうだ。本当にご苦労様です。しばらく日陰の道を進むと山頂に着いた。

実城に着いた
タムシバが出迎える
ユキグニミツバツツジ
 山頂の登山者は多くはない。駐車場こそ一杯だったが、そもそもそこだけでは足りずに登山者用の駐車場が別に用意されているのだから、登山者は決して多くはないのだろう。立ち寄らずに大城を目指す。坂戸山山頂の実城から大城まではタムシバロードとなっている。越後三山の展望と相まってお気に入りの稜線だ。
 ユキグニミツバツツジは盛りを過ぎたようだがまだ元気。蕾を残すものもある。足元北側にはイワウチワが咲き残っている。

マンサク

オオカメノキ

実城を振り返る

大城からの展望
 タムシバの白花に魅せられて大城への道を快適に進むとカタクリが群生する頂上に着いた。正面には金城山、そして背後の稜線には上越国境の峰々が連なる。良い展望だ。ここは日陰がないので坂戸山の富士権現まで戻ってゆっくりしよう。

イワウチワが残る

タムシバが青空に映える

戻ってきた 日陰で一休み
 足元を注意して戻るが、イワナシは既に終わってしまったようだ。往路では気が付かなかったが北面にはイワウチワが結構残っている。権現堂まで戻り日陰に腰を降ろすと、先ほど言葉を交わした登山道整備の方と隣になった。県外の訪問者が多くなり、この時期には六万騎山とセットで歩く登山者が結構いるとのこと。みんな良く知っていると笑われていた。積雪期にも地元の方が登られているらしい。月に3回4回と上る人はスパイク付長靴で登るようだ。積雪期のほうが階段のきつい薬師尾根はむしろ楽だとか。時間も無雪期と変わらないとも。
 11月になれば新潟の山は雪が降るので、群馬の山に登りに来るのだとか。ひと時の時間を楽しい時間を過ごさせてもらった。
 薬師尾根の下りはタムシバ、ユキグニミツバツツジが目を楽しませてくれた。そしてイワカガミが足元を飾る。気温が高かったせいか、それとも黄砂の影響か遠望は冴えなかったが、坂戸山の花は期待を裏切らなかった。

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