仙人ヶ岳 せんにんがたけ 663m 桐生市・足利市 |
いよいよアカヤシオの季節に突入だ。桐生・足利方面は決してアクセスがいいとは言えず二の足を踏むことが多いが、アカヤシオがこちらから始まるので乗り遅れてはいけない。そんなわけで根利越えでやってきた。 |
登山日 | 2017年4月15(晴れのち曇り雨) | しんぷるライフ、KM |
行 程 | 岩切10:05…10:22猪子峠…11:16猪子山…11:37犬帰り…12:35熊の分岐…12:53▲仙人ヶ岳13:26…13:42熊の分岐…14:02生満不動…14:33岩切 ルートマップ(ヤマレコ) |
石尊山登山口前にも多くのハイカーがいた。こちらのスギ花粉はもう終盤だろうか。ヒノキはどうかな。予防薬を使用してこなかったので少々不安がある。岩切登山口周辺には登山者の車が路駐されている。特に駐車場がないので仕方ないところだ。今日はいつもと反対周りで猪子峠から入っていく。道路脇の小俣川?にはポイ捨てされたゴミが大型トラックに何杯分もありそうだ。 | |||||
猪子トンネルに向かって歩く |
古ぼけた道標 |
猪子峠 |
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猪子トンネル手前を右に入る。ロープが張られ道標もない。道に入ると魚の養殖場の跡みたいなものがある。間もなく骸骨のような道標が現れた。ヒノキの林は薄暗いが花粉は問題ないようだ。杉花粉には反応するが桧は不明なのだ。猪子峠から本格的な登りに入る。 | |||||
明るい尾根 |
アカヤシオが現れた |
少々色褪せ |
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ネット情報では4/12前後に山頂付近を除き既に満開状態とのこと。それでも稜線の北斜面はまだ残っているだろう。どうやら花付きは悪くなさそうだ。ヤマツツジがポツリポツリと開花。ミツバはまだこれからのようだ。もう下ってくる登山者もいる。 | |||||
花芽は多い |
今年は当たり年かな |
ピンクが濃いぞ |
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期待のアカヤシオは確かに見頃をわずかに過ぎているようだ。しかしまだ蕾を持っている株もある。まあ今日も見頃といったところかな。今日あたりは石塚さんちのさくらちゃんが歩いていると思うのだが、こちらも反時計回りだから先に行ってしまっているかな。なにせ出発が遅いからな。 | |||||
何気にアカヤシオ |
松田川ダムを見下ろしながら |
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アップダウンを繰り返しながら小ピークをいくつも越えて行く。久しぶりの歩きでライフさんちょっときつそうだ。犬帰りは巻道を使わずに鎖を上る。初めての逆回りなので、犬帰りの鎖を登るのも初めてになる。登り終えて心臓がドキドキすると言っていた。緊張したのか腕力を使ったせいなのかそれは不明。相変わらずアカヤシオはいい感じだ。 | |||||
花密度濃い |
犬帰りを登り終えた |
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石尊山・深高山の稜線 |
綺麗だ |
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歩き出しは良い天気だったが雲が広がってきた。天気予報では3時頃から雨が降るところもあるというが何とか持ちそうだ。 | |||||
歩いてきた稜線を振り返る |
松田川ダムを見下ろす |
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知の岳手前の展望台に着いてライフさん達を待つ。すると、「しんぷるさん…、」と声が掛かった。地元桐生市の??(お名前を伺うのをうっかりしました。)さんご夫婦とお姉さまの3人。山を初めて5年になるとのことで、当HPを参考にしてくれているとのこと。嬉しいですね。雲行きがだいぶ怪しくなってきました。先を急ぎましょう。 | |||||
知の岳手前で |
熊の分岐 |
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熊の分岐からは風の通り道。お昼を過ぎたせいか山頂から多くのハイカーが下ってくる。山頂は登山者の姿も少なく静かなものだ。遅いランチをとり始めたらポツリポツリと雨が落ちて来た。「春雨じゃ、濡れてまいろう」なんて台詞があったなあ。 | |||||
すっかり曇ってしまった |
下りで |
生満不動 |
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帰路は生満不動経由だ。熊の分岐からは一気の急な下りだ。先日ハイトスさんがこけた記録を読み慎重に下る。ここさえ過ぎれば後は平坦に近い沢沿いの道が続く。途中、不動沢の滝あたりが要注意にはなるが…。かつてこの沢にはニリンソウの群生があったが今では見る影もない。元に戻るにはもう数年かかるのだろう。今年最初のアカヤシオ山行はまあ合格点がつけられたかな。 |