御堂山 みどうやま 878m 西上州下仁田町 |
登山日 | 2017年3月11(晴れ) | しんぷるライフ、KM、FH |
行 程 | 関所跡09:50…10:22林道終点登山口…ミノ滝(10:38)…10:52じじばば岩分岐…11:02じじばば岩11:09…11:17分岐…11:34高石峠分岐…11:42▲御堂山山頂12:25…12:33高石峠分岐…12:40下宿分岐…13:05作業道…13:28下宿…13:45関所跡 ルートマップ(ヤマレコ) |
15年ぶりの御堂山だ。アクセスを確認しなかったものだから登山口に着くまで時間を無駄にしてしまった。林道入口には立派な御堂山の案内板が置かれている。そして野生獣よけの電気柵が張られていた。前回の御堂山はぐんま百名山制定前であり、しかも2月積雪期の山歩きだったものだから一人静かな山歩きだった。電気柵を外して林道へと車で入る。直ぐの駐車余地に駐車して歩き出した。 | |||||
西牧関所跡 |
林道入口にある案内板 |
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林道は車が入るらしくそこそこ整備されている。やがて林道終点に着くと本格的な登山道へと入る。涸れ沢だ。誰にも会わないだろうと思っていたが2組の下山者とすれ違うことになった。まあこの時期にこの山はぐんま百名山踏破を目的としている登山者かもね。 | |||||
ヒノキの林の中を歩く |
林道終点の道標から登山道に入る |
やがて涸れ沢を歩く |
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ふかふかの落葉が堆積 |
ミノ滝 右手のロープの助けを借りて |
荒れた道を上る |
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やがて「みの滝」に着く。ここは以前小滝と照会されていたがいつの間にか命名されたようだ。わずかに滴る水が数本糸を引いている。右側の鎖を頼って滝の上部に出る。間もなく沢から解放されるとじじばば岩が見えてくる。そして分岐道標が目についた。ぐんま百名山制定に伴い行政が設置したものだろうか。一息ついてじじばばを見に行こう。 | |||||
じじばば岩が見えた |
もう少しで分岐 |
分岐道標 |
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痩せた尾根を進み、岩稜帯を下に巻いて上り返せばじじばばの展望台へと出る。前回は巻かなくても道はあったが崩落したものと思われる。じじ岩の基部まで行ってみたが簡単には登れそうもない。しかし奇岩ですね。じじ岩に付いているシンボルが面白い。 | |||||
ばば岩 じじ岩 |
ばば岩 |
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じじばば岩からの展望 |
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御堂山頂からの展望は立木に阻まれて良いとは言えないので、ここで十分に展望を楽しんでおこう。あと一か月もすればアカヤシオも咲きだすだろう。西上州の季節はもうすぐだ。 | |||||
分岐に戻って |
高石峠への分岐を分け |
急なザレ場には虎ロープ |
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分岐に戻って山頂を目指す。帰路に使う高石峠への分岐を確認して先に進むと急登のザレ場が出る。さすがに歩き難い。地面はすっかり乾燥していて砂埃が立つ。県北部と違って雪はないし雨も降らなかったのかな。みんな足が重くなっているようだ。 | |||||
山頂に着いた |
立木の間から妙義山が見える |
山頂は三等三角点 |
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急登を一踏ん張りで待望の山頂に着いた。三等三角点が置かれている。鞍部から吹いていた風は山頂では穏やかだ。日だまりに腰を降ろしランチタイム。今日もFHさんがみんなに差し入れ。今日は焼きプリン。いつもご馳走さまです。 | |||||
高石峠分岐からは深い杉林 |
杉林を抜けると明るい雑木林 |
下宿への分岐道標は消えている |
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急な下りを行くと |
やがて涸れ沢に出合う |
膝上まで堆積する落葉 |
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高石峠分岐まで戻り周回コースをとる。杉林の急峻な尾根下りをクリアすると枯れた沢に出る。足元は良くない。吹きだまりには落葉が膝上まで堆積している場所もある。伏流がないか不安だが思い切り脚を入れて行く。何となく面白い。所々に赤テープがあるので迷うことはないだろう。西上州の山歩きはこんなものだ。 | |||||
作業道に出る |
物語山が正面に |
下宿に着けば紅梅が |
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沢も終わると作業道へとでた。やれやれ、お疲れ様でした。滑って尻餅をついた話などを冗談交じりにしながら歩いていく。あまり面白くない帰路だったがピストンするよりいいだろう。やはり西上州はアカヤシオの季節がいいねと、次の山行に思いをはせたのだった。 |