物語山
ものがたりやま
1,019m


西上州

 最初に訪れた物語山は2012年3月。実に14年前になる。当時はアカヤシオも知らない時だったから、登ったのも3月で花もこれからという時期。そして再びの訪れも季節外れ。しかし、西上州の展望台から見る上州の山々、そして関東平野の眺望は素晴らしいものがある。
登山日 2016年12月25(晴れ) しんぷるライフ、KM、IT、FH
行 程 サンスポーツランドP9:55…10:48登山道入口…11:23鞍部…(西峰往復)…11:55▲物語山12:40…13:50サンスポーツランドP
ルートマップ(ヤマレコ)ルートマップ(ルートラボ)

 サンスポーツランドは冬季閉鎖されてトイレは使用できなかった。どうやら先行者はいないようだ。阿唱念の滝方面も少しは車で行けたのだが、今はとても通れそうにない。メンベ岩にまつわる話から物語山と名付けられたそうだが、決してロマンのある物語ではない。かつては一部の車両が通行可能だった林道は落石・崩落し、舗装路の一部が崩れ落ちて来た土砂に覆われて残されているのみだ。
 この山はアカヤシオの季節がお勧めだが、こんな冬枯れの時期も西上州の静かな山歩きを楽しむにはうってつけだ。林道の面影が残る登山道を行く。空は青いのだが山に挟まれた道には陽射しが届かない。これで風でも冷たければ嫌になりそうだ。普段から陽射しがないのか道に石や倒木には青々とした苔が生えている。沢に沿った道は大きくえぐられ、生活道路ではない道の修復は決して行われないのだろう。清流を眺めながら旧登山口を目指す。

やがて凍るのかな

メンベ岩が見える

カラカラとガレ場の急登を上る

旧登山口
安中山の会の道標
 旧登山口から本格的な登山道に入る。いきなり急登だ。回りは杉の林。白毛門にも劣らない急登。アキレス腱が伸びますな。一気に体が温まり上着の一枚も脱ぎましょう。ただ西上州の山は大きくないので急登も長くは続かない。中間の道標を過ぎると雑木林となり足元はガレとなる。石を踏みしめればカラカラと甲高い音が心地よく響き渡る。しかし、その石の上には落葉が堆積し登るには大変だ。所々お助けロープが設置されている。

足元を確かめて

樹間から荒船山方面

西峰との鞍部 道標が変わった
 そろそろ登りが苦行になりそうになった頃、西峰との鞍部に着いた。ここまで来ればしめたもの。さて、展望に優れる西峰に急ごう。

西峰から谷急山 裏妙義 表妙義

浅間山
 妙義・西上州の山の向こうには浅間山が大きい。浅間隠山、鼻曲山、榛名山、赤城山そして県北部の山並みが見事だ。素晴らしい眺望を楽しみ、浅間山をバックに記念写真を撮ってから本峰に向かう。 

西峰からの展望

主峰頂上

中央に谷急山
 山頂は日当たりが良いがわずかに冷たい風が吹いている。じっと座っていると寒くなるので、近くの日だまりに移動だ。どうやら今日は物語山は貸切のようだ。しかし、結構きつい登りだった。こんなに急だったかな。眺望もこんなに良かったっけな。この記憶もいずれは薄れて、また今日と同じ様に感じるのかも。そんな日々が続けばいいや。

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