鼻曲山 はなまがりやま 1,654 高崎市 |
登山日 | 2016年11月03(晴れ曇り) | しんぷるライフ、KM、HK、F氏 |
行 程 | 金湯館P9:55…10:45剣ノ峰分岐…12:10留夫山分岐…12:30▲鼻曲山13:25…14:45剣ノ峰分岐…15:25金湯館P ルートマップ(ヤマレコ)◆ルートマップ(ルートラボ) |
今日は霧積の紅葉を満喫しよう。しかし、道すがら鼻曲山の上空だけ雲がかかり、日陰になっているのが気にかかる。霧積館の跡地で風情を残すものは水車と「西条八十」の「帽子」の詩くらいになってしまった。霧積温泉は今や金湯館が残っただけとなり、秘湯の一軒宿と言ったところだ。 | |||||
公衆電話がある |
「帽子」の詩 |
水車だけが残る |
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歩きだしは緑色 |
少しずつ |
色付き始め |
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堰堤前の小橋を渡って登山道へと入る。金湯館への車道を渡るとホイホイ坂になる。周囲の木々は色付き始めたばかり。過去2回の素晴らしい紅葉の記憶が残っているものだから3度も訪れてしまった。今年の紅葉はあまり良くない印象だが、ここはどうなんだろうか。 | |||||
高度を徐々に上げて行くとそれなりの色付きになってくる。神よ、我々に光を与え給え。頭上には何故か切れ目なく灰色の雲。周囲は青空だと言うのに…。紅葉を愛でるには光が足りないのだ。午前中は光を十分に浴びた色付きを、午後には減光してしっとりとした色付きを楽しみたいものだ。ワイワイガヤガヤと十六曲の分岐に着いた。 | |||||
今日は何となく鼻曲山に行くようだ。紅葉だけなら剣ノ峰方面の方がいいように思うが、皆の頭の中は鼻曲山みたい。 | |||||
背丈を超える笹 |
一息つく |
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5年前に歩いてはいるが道の記憶ははっきりしない。色付きは黄金色。途中は背丈の上ほどもある笹が煩く、鼻曲山までは意外と長く感じる。登山道の一部が崩壊し、尾根のアップダウンを強いられる場所に出て記憶の一部が蘇った。 | |||||
笹に覆われる登山道 |
天狗坂の急登 |
分岐道標の前で展望を楽しむ |
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天狗坂の急な坂を登りきれば留夫山・熊野神社への分岐だ。ようやく展望が開けた。さあもう一頑張り。 | |||||
三角点があるのは小天狗 |
浅間山が背景 |
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山頂に立つとようやく光が射してきた。しかし風が強い。上越の山々は雲に隠れて見えないから冬型の気圧配置なのだろう。展望を楽しみ記念の一枚を撮って直ぐに風下に避難だ。気温は6℃。ランチをとる手もかじかむ。 | |||||
薄っすらと雪化粧の浅間山 |
浅間隠山は光り輝く |
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カラマツの黄葉が美しい |
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妙義山 |
赤城山 子持山 榛名山 雨坊主山、角落山、剣ノ峰 |
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帰路には光が射してきた。朝陽と午後の陽射しではだいぶ感覚が違うが、とにかく晴れてくれたのには感謝だ。紅黄葉のシャワーとはいかなかったが、まあ満足の山歩きとなった。 |