那須岳
なすだけ
朝日岳・三本槍岳
1,896m・1,917m

栃木県
三本槍の山頂で

 久しぶりの那須岳。平日なのに駐車場は既に一杯。みんな紅葉狩りかな。県営無料駐車場に何とか駐車して歩き出す。
登山日 2016年10月14(晴れ) しんぷるライフ
行 程 自宅5:30---(沼田大間々線)---(R122)---(日光宇都宮道路)===(東北自動車道)===那須IC---9:00峠の茶屋P9:10…9:45峰の茶屋跡避難小屋…10:15朝日の肩…10:25熊見曽根…10:45清水平…11:25▲三本槍岳11:55…清水平…13:05▲朝日岳13:10…13:45峰の茶屋跡…14:20峠の茶屋P

 9年前と同じ駐車場に止め、同じ道を歩きだしたはずだが、どうにも記憶がはっきりしない。地図も持っていないのだから何ともお粗末な登山になってしまった。歩き出して直ぐにロープウェイへの分岐があったが、那須岳登山口へと出た。この道は前回、下山道として使ったものだ。登っていけば峰の茶屋避難小屋へと一直線。足元は決して良くないが他の登山客に交じってのんびり登っていく。

峠の茶屋駐車場から歩き出す

どんな写真が撮れるのかな

那須岳の盟主茶臼岳を仰ぎ見る

さあもう一息
 登山道の紅葉はまだ始まったばかり。今年の紅葉の印象は決して良くない。まあ、ハズレ年といったところだろう。しかし、ここ那須岳は紅葉だけを楽しむ山ではない。盟主茶臼岳や朝日岳の山頂部は岩場やガレ場だ。茶臼岳周辺では活火山の雰囲気を十分に味わえる。

正面に剣ヶ峰 右に朝日岳が見える

峰の茶屋避難小屋に着いた

ハイ、ポーズ

大槍・小槍
 茶臼岳を見上げ、右手には朝日岳の鋭鋒を見ながら高度を稼げば峰の茶屋跡だ。ここは分岐点になっている。今日は茶臼岳はパスして三本槍ヶ岳を目指す。前回は茶臼岳から朝日岳までだった。簡単に往復してきた覚えがあるが、記憶は全く当てにならなかった。

剣ヶ峰を巻いて朝日岳に向かう

茶臼岳も朝日岳も岩々

長い年月をかけて浸食されたのかな

茶臼岳(那須岳)を振り返る
 恵比寿大黒を過ぎ、片側通行の鎖場がある岩場を注意深く登っていけば朝日の肩だ。山頂は帰路に寄ることにして先を急ぐ。

熊見曽根の立派な石積 隠居倉経由で三斗小屋へ行ける

茶臼岳からの縦走路

清水平

三本槍岳
 熊見曽根から1900m峰を過ぎ清水平へ下っていく。ここまで来ると茶臼岳、朝日岳方面とは景色が一変する。草木が付き落ち着いた雰囲気になる。目指す三本槍岳の頂上はゆったりとして穏やかそうだ。行きかう登山者は決して多くないが山頂はどうかな。

 記念の一枚

一等三角点 点名三倉山

 一人で
 山頂にはそこそこの人数。山頂は一等三角点と方位盤が置かれていた。遠望の山々の同定が全くできないので方位盤で山座同定だ。一等三角点が置かれるだけあって随分と遠望が利くようだ。遠望はやや霞んではっきりとはしなかった。冬は強風が吹きすさぶ山頂になると言う。

大倉山、三倉山方面か 歩けるのかな

歩きやすい道が続く さあ戻るぞ

清水平を見下ろして

木道を戻る

朝日岳と茶臼岳

朝日岳頂上には登山者が大勢

清水平からのパノラマ
 朝日の肩から頂上へ。岩々の頂上からの展望は良い。茶臼岳は那須岳を名乗るだけあって、その山容は素晴らしい。比較的容易に登頂が出来るし気軽に登山を楽しめる山塊ではないだろうか。いずれは三斗温泉にも泊まってみたいものだ。

茶臼岳への縦走路

道は続く

峰の茶屋避難小屋へ戻ろう

茶臼岳山腹を下り駐車場へ
 茶臼岳はやはりパスして下山となった。9年といえば一昔前。山の記憶の半分は失われていたようで、ある意味新鮮な山歩きとなった感じ。那須連山は登山コースが幾つもあり、何度か訪れて歩いてみたいものだが。
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