吾妻耶山 あづまやさん 1341m みなかみ町 |
登山日 | 2016年5月7日(晴れ) | しんぷるライフ、KM、Tさん、Hさん |
行 程 | ノルンスキー場…(ゲレンデ)…▲吾妻耶山…ノルンスキー場 |
ノルンスキー場から吾妻耶山を目指すこととなった。ゲレンデの上部には吾妻耶山が見えている。標高は仏岩ポケットパークと同じようだ。水仙園の優待券を利用してゲレンデを上っていく。例年、水仙の見頃はGW後半とのことだが、今年は開花が早く、低地ではすでに花は枯れてしまっている。徐々に高度を上げて行くと、中腹辺りから見頃となってきた。 | |||||
ノルンみなかみフラワーガーデン |
水仙園を歩いていく |
中腹辺りからちょうどいい |
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ゲレンデを上り振り返れば 武尊山、至仏山が見える |
上州三峰の遠景には袈裟丸連峰、赤城山 |
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水仙園を過ぎると、単調なゲレンデの上りとなる。枯れた下草が滑って歩きづらい。さすがにゲレンデを歩いているのは我々だけだ。今の季節はアカヤシオ追っかけ隊が多いからここ吾妻耶山は見向きもされないようだ。陽射しが強く汗が噴き出してくる。足を止めて振り返ればゲレンデの上に上州の山々が姿を見せている。 | |||||
ゲレンデ最上部まで来た |
谷川岳には雲がかかる、だいぶ雪融けが進んだ |
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ようやくゲレンデも終点となり、山頂への登山道となる。急登を汗を滴らせながらゆっくりと上れば頂上台地へとでる。そのまま一気に吾妻耶神社石殿が置かれる山頂に向かう。汗をぬぐい休憩だ。概ね展望は得られたが谷川岳に雲がかかっていたのは残念。今年は降雪が少なく雪融けが早い。近いうちに登れるようになるだろう。 | |||||
紫のキクザキイチゲ |
白のキクザキイチゲ |
三角点は別の位置にある |
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頂上台地に沢山咲いている | |||||
今日の目当ての一つにイチゲがある。山頂までの道には咲いていなかったので、山頂台地を散策することになった。仏岩方面に少し足を運ぶと咲いていました。葉の形からキクザキイチゲですね。かなりの花数です。三角点の場所を教えてくれると言うので付いていくと、立派な三角点がありました。近くの立木には山頂標識も付けられています。ここを訪れる登山者は少ないのかも。道を戻りゲレンデへと下る。 | |||||
お隣の大峰山 |
小野子三山と榛名山 |
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水仙と大峰山 |
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初めて大峰山・吾妻耶山を登った時以来のノルンコースを歩くことが出来た。グリーンシーズンはゲレンデの一部を花畑にして観光客を誘致しているスキー場が増えて来た。玉原スキーパークのラベンダーパーク、尾瀬岩鞍のゆり園、日光白根山のロックガーデンなど群馬県内だけでも数多くある。そして、そのゲレンデを利用して登る山も数多くある。そもそもスキー場が山だから当たり前といったら当たり前かもね。 この時期の仏岩コースはシャクナゲや新緑が良い。登山気分をを楽しむならそちらのコースがお勧めだ。尾瀬ヶ原はすでに雪融けが終わり水芭蕉が見頃だと言う。地球温暖化に伴う異常気象というか推移というか、急激な気象の変動が起こっていることは確かなようだ。九州熊本を震源とする地震が終息することなく続いているのも気になる。山は逃げないと以前書いたがそれも怪しい時代になった気がする。 |