日光白根山
にっこうしらねさん

2578m
片品村

 大学時代の友人であるS君が同郷の仲間と日光白根山登山と日光観光に来ると連絡があった。そうなれば付き合わないわけにはいかない。沼田IC出口で待ち合わせ白根山ロープウェイに乗り込んだ。白根山はすっかり冬景色。思いもかけず霧氷を見ることが出来て良い案内になった。
登山日 2015年10月31日(曇り) しんぷるライフ、KM、S君とその仲間
行 程 RW山頂駅11:35…七色平分岐…14:15白根山山頂…七色平分岐…16:05山頂駅
 沼田IC着が9:30、R120を走って丸沼高原に着いて何やかんやで歩き出しがすっかり遅くなってしまった。静岡からの一行は散策組と登山組に分かれての行動のようだ。こちらは登山者チームを案内することになった。

ロープウェイ山頂駅からのドーム

静岡から遥々と

散策組と登山組に分かれて

武尊山
 話を聞けばトレッキングは年に1度程度のメンバー。歩く速度から判断すれば山頂まで登ってこられるかは微妙な状況だ。時間を見ながらどこかで引き返さなければならないかもしれない。静岡組はSくんとお茶屋のSさん、それに女性のAさんだ。

霧氷が見える

ゆっくりと歩きましょう

徐々にガスに覆われて

S君、さあがんばれ

曇天と霧氷

お昼近いが融けもせず
 車で移動してくる間に青空が徐々になくなり曇天へと変わっている。このまま何もなければ単純な歩きを強いられたような気がするが、幸運なことに霧氷が出来ているではないか。静岡かからの旅人たちは、霧氷を初めて見ることが出来て大喜びだ。
 展望が開けた場所で沼田のリンゴを食べてもらいながら一息つく。時期的には紅葉は終わり、ロープウェイも11/3でグリーンシーズンの運行は終わりだから登山者は少ないと予想していたが、どうして案外と居るものですね。

霧氷がお見事

樹林帯を抜けた

山頂台地が見えて来た

地元の女性陣は元気いっぱい
 地元の女性陣は山頂までは無理だと判断していつ戻るかを考えていたようだ。出来れば山頂まで連れて行ってやりたいが…。午後2:10までは登ることとして、以降は引き返すことにした。森林限界を超えたところで簡単にお弁当。時間を惜しむように歩き出す。

霧氷と枯草


ここでお帰りのようだ

静岡お茶屋のSさんと
 標高を上げていくと強くはないが風が冷たい。女性陣は寒さに耐えかね下ると言う。気温は氷点下4℃。もう降りようとのサインだが、一人元気なお茶屋のSさんは山頂まで行けると確信したので先行して行ってきてもらうことにした。すると、あっという間に姿が見えなくなった。

男体山方面が薄っすらと

山頂はすぐそこ
 同窓生のSくんは山頂まで0.3km地点でギブアップ。下山してもらうことにしてお茶屋のSさんを追う。間もなく下ってくるSさんの姿が見えた。山頂がはっきりわからないとのこと。後ろからは元気なAさんが追いついてきた。3人で先に進む。山頂標識が見えるが一旦下って上り返すことに気持ちが萎えたようで、山頂直前で引き返すことにした。

冬の景色だな

錫ヶ岳が遠い
 下山後直ぐにS君と合流。散策組には、3人で山頂まで行ってきたことに口裏を合わせることにした。下山はSくんの足取りも軽く、意外と早く七色平分岐に着いた。もう少し頑張れれば山頂を踏めたようだ。センターハウスまで戻り静岡チームとお別れをした。思わぬ霧氷と溶岩ドームの景観に感激してもらえただけでよかった。明日は日光観光をして静岡まで戻るそうだ。
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