子持山
こもちやま

1296m
渋川市・沼田市

 ライフさんが子持山に行くと言うので同行させてもらった。榛名湖畔の紅葉はあまり良くなかったとのことだが子持山の紅葉はどうかな。今回は初同行となる高橋さんと一緒だ。
登山日 2015年10月27日(晴れ) しんぷるライフ、KM、Tさん
行 程 7号橋登山口P9:25…屏風岩往復…(尾根コース)…獅子岩…柳木ヶ峯…10:40▲子持山11:40…12:25大タルミ…13:05登山口P
 7号橋から山頂を目指し大タルミから下るルートを選択。ライフさん達は日曜日の榛名山の紅葉に外れて意気込みが高いようだ。いつもと変わらず登山口には狐のお出迎えがある。今日も天気は上々、楽しく歩けるだろう。

おなじみの狐さんが出迎え

屏風岩を目指す

屏風岩への取り付きは怖い鎖と岩を越える

屏風岩の上でピース
 尾根コースは登山道として一般的に歩かれるようになったようで緊急時の位置案内も設置されている。さてライフさんとKMさんは初めての屏風岩です。難なく鎖と岩をクリアして屏風岩の上に立ちました。細長い岩の先には石碑「子持山大明神」が建てられています。Tさんはパスの様だ。最近は平衡感覚が鈍くなったとのこと。

尾根コースも登山道として認知されたようだ

尾根コースの紅葉

合流点

一服入れる
 屏風岩を後にして尾根コースに戻ります。道は急で脚にこたえる。心臓が踊らない様にゆっくりと上って行く。紅葉は始まってこれからが見頃といった感じだ。しかし始まったばかりの青い紅葉も清々しくていいね。深まったしっとりとした紅葉はなおいいけど。

 物知り生き字引のTさんに木の名前を教えてもらいながら楽しく歩いていく。先頭は遅いんじゃないかなどと冷やかされながらもマイペースは崩さないのだ。谷川主稜線を往復するような人と同じには歩けないからね。

 気温が上がってきたのか汗が滲み喉も乾いてくる。こまめに休憩をいれてのんびりと歩いていこう。やがて急登も終わり6号橋からの合流点に出る。獅子岩の道標に従って超急斜面の直登を這うようにして登ると獅子岩の基部に着く。ここからは死にそうなほどの急登はない。

急登をクリアして獅子岩の基部だ

浅間山と遠望は榛名山

獅子岩で展望を楽しむ

お隣の小野子山
 子持山頂からの展望は良くないのでここで十分に楽しんでおかなくてはならない。リンゴをかじりながら大展望を楽しむ。百名山が幾つ見えるのだろうか。やがて秋も深まり十分に紅葉を楽しませてもらった後に、すっきりした大気の中に冠雪の山々の展望を楽しめる初冬は近そうだ。

獅子岩から東方 武尊山から奥日光の山々 袈裟丸連峰 そして赤城山

子持山への道

 

登山道を振り返る 獅子岩を頭とする大蛇のようだ

山頂で一枚
 幾つかの小ピークを越え岩の鎖場を抜けると子持山の頂上に着いた。意外なことに山頂からの展望が良いではないか。どうやら周囲の伐採が行われたようだ。これだけの眺望が得られれば山頂もまた良しということになる。さあ、ゆっくりと食事を楽しみましょう。林檎に柿が美味い。

谷川連峰

方位盤

日光白根山

榛名山塊
 柳木ヶ峰からは浅間山方面に向かって急斜面を下る。紅葉はこちら浅間山のほうが見ごたえがあるようだ。標高を下げればまだ木々は青いが色付き始めている。モミジ、カエデが多いのもいいだろう。大タルミから8号橋へと向かって沢沿いを歩いていった。
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