玉原湿原 たんばらしつげん 1186m 沼田市 |
登山日 | 2015年5月24日(晴れ) | しんぷるライフ |
行 程 | センターハウス10:20…10:50ブナ平…11:35玉原湿原…12:05センターハウス 玉原高原遊歩道マップ |
つづら折れの道を上り、たんばらラベンダーパークへの分岐を右に分けてセンターハウスに着くと、観光バスやマイカーで駐車場は一杯だ。少し戻って駐車して歩き出す。団体さんもそれなりに多い。玉原湿原を周回と思っていたが予定変更でブナ平方面へ足を向けた。 | |||||
湿原入口の手前にブナ平への道標がある |
少しの登り |
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新緑がいい感じ |
オオカメノキが咲く |
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新緑が眩しい。そんな中にポツリポツリと白花が目に入る。オオカメノキだ。しばらく行くとタムシバが数多く咲いている。白花が新緑に映える。今年はタムシバが当たり年のようだ。玉原にこんなにあるなんて発見だ。 | |||||
タムシバが元気に咲く |
今年は当たり年 |
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ブナの林に |
足元にはスミレもある |
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林道から少し登り上げただけで平坦なブナ林が続く。純林帯ではなくホオノキやカエデなども交じる。まさに新緑真っ盛りの玉原ブナ林は実に清々しく心地よい。散策しているハイカーと挨拶を交わしながら歩いて行く。 | |||||
所々に木道がある |
木漏れ日がいい感じだ |
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ブナ平の道標 |
ブナ地蔵 |
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何処まで続くのかと思っていたら漸く道標があった。玉原スキーリゾートのゲレンデ経由で鹿俣山へ続く道と玉原湿原への道への分岐だ。さすがに鹿俣山は無理なので玉原湿原へ向かう。直ぐにブナ地蔵がある。ブナの切り株にコケが生えて、その立ち姿が地蔵に見えるわけだ。 | |||||
玉原湿原への二つの分岐 |
爽やかな空気とブナの新緑 |
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玉原湿原へ水源ルートをとる |
相変わらず新緑が最盛期 |
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三角点コースを右に分け水源ルートに下って行く。ところどころ沢を渡るのだが、整備が悪く渡し木を割るのが大変だ。実際、ライフさんが足を濡らしてしまった。玉原湿原の木道も落ちたまま放置されているところがあり、行政(沼田市)はしっかりと整備してほしいものだ。玉原高原は貴重な観光資源なのだから。 | |||||
キクザキイチゲ |
水源ルートを行く |
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道標が破壊されている 熊さんのせい? |
タムシバが最盛期 |
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壊れた道標が出てきて湿原が近いことを知る。遊歩道はタムシバが今を盛りと咲き続けていたが、湿原周辺もそれに洩れなかった。 | |||||
白花はオオカメノキとタムシバ |
ムラサキヤシオが新鮮 |
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湿原入口でタムシバに見入る |
いいね |
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湿原の花にはまだ時期が早い。高原の花が咲くのはもう少し先になる。木道を足元に注意しながら歩いて行く。 | |||||
湿原にもタムシバの白が多い |
ショウジョウバカマ |
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咲き残った水芭蕉 |
湿原散策を終え帰路に着く |
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湿原入口には水芭蕉があるが、すでに花は終わっていた。わずかに残った株が幾つか咲いていただけ。これから湿原を飾る花は少しずつ準備を始めている。小尾瀬と呼ぶにはさすがに物足りないと思うがどうだろうか。 | |||||
タムシバがこれでもかと自己主張 |
舗装路へと出た |
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今日の散策道はタムシバが主役だったな。もちろんブナの新緑が見事だったことは間違いない。帰りの舗装路脇にはブナ林の湧水が、玉原の名水として勢いよく湧き出ていてハイカーの喉を潤してくれる。 |