浅間外輪山
あさまがいりんざん

トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸山
2298m・2404m・2366m・2319m・2254m
長野県・嬬恋村

登山日 2015年5月17日(晴れ) しんぷる
行 程 車坂登山口7:55…9:00トーミの頭…9:11草すべり分岐…9:38湯の平口…10:12Jバンド基部…10:40Jバンド…10:45△鋸山…11:15▲仙人岳…11:30△蛇骨岳…12:00黒斑山12:30…(中通り)…13:30車坂
 谷川連峰がすきっと見えていたし、全国の天気が晴れマークだったので北アルプスがすっきり見られるかと思ったが、意外と遠望がきかない。八ヶ岳がせいぜい、富士山がその横に薄っすらと見える程度。車坂峠に降りると風が冷たい。それでももう5月、身を切るような冷たさではなく、歩いていれば汗もかかずに丁度いいくらいか。

車坂峠の案内板

まだ芽吹きの前のカラマツ林

八ヶ岳が霞む

振り返れば水ノ塔、篭ノ塔山方面
 有名なカラマツは芽吹きを迎えたばかり。まだその緑は目立たず枯れ枝が優勢だ。足元もまだ花には早く、何で今ごろ歩いているの的な山歩きだ。ミネザクラも漸く開花の準備を始めたばかり。大気はすっきりさわやかだが、息が上がり調子はいまいちかも。

山桜の蕾と四阿山

コメツガ・シラビソ、シャクナゲの林

浅間山が見えて来た 定番の一枚

トーミの頭から黒斑山
 標高2200mを過ぎると登山道には霜柱が立つようになる。ガレ場に出でたり樹林帯を歩いたり繰り返すと赤い避雷小屋が見えて来た。槍ヶ鞘だ。トーミの頭は近い。ここまでは、抜かされもせず抜きもせず、一人の登山者とも会うことがなかった。

今日歩く外輪山が一望だ

トーミの頭と牙山を振り返る
 さて、どうするか。外輪山からJバンドを下って草すべりを登るのは大変だ。草すべりを下って行く登山者が見える。すでに雪は残らず心配なく湯の平まで下りられそうだ。標高差はJバンドの方が軽いだろう。しかし、よくもまあこんなところに道を作ったものだ。

草すべりを下る

湯の平口から黒斑山を望む
 息子が小学生だった頃に初めてここに来た時は、外輪山を巡り釜山手前まで足をのばし草すべりを上った。その時の記録はこちら。草すべりには大分てこずった。その記憶があったし、今の体力ではチョット無理かな、なんてね。

カラマツの林には雪が残る

Jバンドを目指す
 草すべりを下りるのは楽チンだ。ただ登山道からこけたら真っ逆さま。油断は禁物だ。湯の平口の道標前で一息入れてJバンドを目指す。芽吹き前のカラマツ林には幾らか雪が残る。賽の河原を過ぎると北からの風が冷たい。風の通り道なのかなあ。草すべりでショウジョウバカマを幾株か見たが、それ以外は花はなかった。

湯の平から望む浅間山はでっかい

ミネズオウが咲きだした
 考えてみれば、花の時期にここを訪れたことはなかった。向かい風の中Jバンドを目指すと足元に小さな花が咲いている。

湯の平からのパノラマ

Jバンドはすぐそこ

湯の平を振り返える
 大きな岩が転がっている所まで来るとJバンドの基部だ。振り返ると牙山がその名の通り牙を見せている。踏み跡もあり登れるらしい。

岩の上が外輪山稜線

岩場を上りJバンドへ
 Jバンドを前に腹が空いてきた。少し登ったところで風を避けて餡ドーナッツで空腹を満たし一気に登る。下ってくる登山者が多い。外輪山を巡り前掛山まで足を延ばすのかな。Jバンドまで来ると再び北風にさらされる。Jバンドから鋸岳方面に足を延ばしてみよう。小さな未知の世界。四阿山方面の眺めがいいなあ。この先の尾根を下ればシャクナゲ園に行けるらしい。

鋸山から嬬恋村と四阿山方面

浅間隠山方面 榛名山が霞む

これから進む仙人岳方面

岩の向こうはバカ尾根へと
 外輪山を黒斑山に向かって眺めればなかなかの景色だ。どこかで見たような風景。そう、白馬岳に似ているのだ。外輪山の稜線を振り返りながら先に進む。登山者の数も一気に増えて来た。雪もなく、花もなく、北アルプスの展望もないが同じように歩く登山者はいる。

なんか白馬岳に似ている

再び稜線を振り返る

外輪山一望

仙人岳頂上と前掛山・釜山
 少しずつ景色を変えて行く外輪山の景色や周囲の山々、そして浅間山本体を眺めながら歩くみちは実に楽しい。実に若者が多いなあ。

蛇骨岳山頂の風景

岩の上に立ちシャッターを押す

樹林帯に入ると残雪たっぷり

左から蛇骨岳、仙人岳、鋸岳
 仙人岳、蛇骨岳の頂上を踏み、雪の残るシラビソやコメツガの樹林帯を抜ければ黒斑山だ。時は12時丁度、予定通りだ。賑やかな頂上に腰をおろしランチとしよう。湯を沸かしてカップラーメンとおにぎりだ。

黒斑山はもうすぐ

山頂から定番

パノラマも一枚
 帰路は中通りを下る。登山道のえぐれには腐れ雪が残るが、赤布が切れ間なくつけられ安心して歩ける。副側路が所々にでき、窪んだ登山道は歩かなくても済む。冷たい北風は中通りにはなく穏やかな道だ。やがて舗装路が見え、車坂峠へと戻った。

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