小沢岳
おざわだけ

1089m
南牧村

登山日 2015年2月1日(晴れ) しんぷるライフ、HK、KM、IT
行 程 沼田IC9:10…小沢岳登山口10:30…11:00椚峠…11:36前衛峰…11:48▲小沢岳12:40…13:10椚峠…13:30登山口
 沼田の朝は雪がチラチラ。風もある。南に行けば天気とは分かっていても出かけるのを躊躇したくなる。風が落ち着いたのをみて予定通り小沢岳を目指す。風が強ければ神成山あたりでもいいし。関越道〜上信越道をとばして群馬百名山小沢岳の登山口へ着いた。新潟県ナンバーの車が一台あるのみ。支度を整えて女性陣を先頭に歩きだした。

数センチの積雪 登山届入もある

林道を行く
 山頂まで1時間半とある。薄っすらと積もった雪は良く締まっている。アイゼンが小気味よく効きそうだ。その下は氷になっていて下りは気を許せないだろう。日陰の道は風もなく、時折雪上に残る獣の足跡を詮索しながら登って行く。脇を流れる沢(小沢?)の水は冷たそうだ。

締まった雪の下は氷で要注意

伐採された後も杉の幼木がびっしりと植林
 日向になると冷たい風が吹き抜けて行く。冬の寒さを実感しながら歩いて行くが、途中ライフさんとKMさんは暑いと言って一枚脱いでいた。椚峠に近付くと伐採地が現れた。そこには新たに杉の幼木が植えられ、一本一本ビニール袋が被せられていた。無花粉杉なら良いが、従来の杉なら困ったものだ。本当なら杉より雑木林が良いのだけど。

二体の石仏が鎮座

椚峠から尾根道に入る
 記憶に残る石仏を眺めると椚峠に着いた。椚峠からは尾根道を行くのだが、その西側に側道が出来ている。以前はなかった道だが営林・植林作業のために重機が入ったのだろうか。夏には藪になりそう。尾根道に入って直ぐに顔面からこけたメンバーが一人(^_^;)。北西からの風が時折吹き抜ける中を快調に歩いて行く。杉林の中は積雪も少なく歩きやすい。

杉林の中をゆっくりと

石標が置かれる前衛峰
 山頂かなと思ったら一つ手前のピークで石標が開かれている。そこから一旦下って登り返せば久しぶりの小沢岳頂上だ。一人の登山者が展望を楽しんでいた。山頂にはアセビの葉が青く茂り、春の開花に備えているようだ。

大日如来が祀られる

小沢岳頂上 1089m

四つ又山・鹿岳の向こうに浅間山

山頂からは西上州の山々が広がる

赤城山と群馬県中心部

アセビと稲含山
 当然ながら山頂からの展望は素晴らしい。今までに登った西上州の山々が目の前に広がる。最初の登頂時に出合った「夢職」さんとの思い出が蘇える。ネットからは姿を消して久しいが、どうされているのか。しんぷるが定年退職したら2代目として夢職を名乗らせてもらっても良いだろうか。そんなことを、ふと考えていた。

山頂でもう一枚

逆光だが桧沢岳
 山頂での風は穏やかで、腰をおろしてのランチを楽しむことが出来た。食べ終わってのコーヒーがたまりませんなあ。冬の山の展望もいいが、アカヤシオ咲く春の山も待ち遠しい。

登山道脇の作業道を下る

西側は雑木の林
 帰路は日陰を避けて、日当たりのよい側道(作業道)を歩くことにした。トップを行くライフさんの足取りが軽い。男二人は遅れて行く一方だ。椚峠で待ってもらって合流。ここからは小沢岳頂上が見て取れる。

椚峠に戻る

沢には氷の造形
 積雪の林道下りではつるり、つるりと滑りながらも快調に歩いていく。登山口に戻るとすっかり暖かくなっていた。
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