大小山・大坊山
だいしょうやま・だいぼうさん
314m・285m
栃木県

 最初の山歩きは百名山の赤城山にしたかったが、今年最初の山歩きは栃木県足利市大小山と大坊山のミニ縦走だ。このミニ縦走は変化が多く実に楽しい山歩きを提供してくれる。人気のコースでもあり、すれ違う登山者、抜きつ抜かれつの登山者とその数は実に多い。狭いながらも二等三角点が置かれる妙義山頂上は訪れる毎に大変賑やかである。
登山日 2011年1月18日(晴れ 強風) しんぷるライフ・KM
行 程 自宅7:50=R17=R50=大山祇神社P10:25…10:45大坊山…11:17山頂番屋11:38…12:40大小山13:20…13:58やまゆり学園…13:32大山祇神社P
 外に出ると数センチの積雪がある。サラサラで吹けば飛ぶようだ。素手がかじかんで痛~い(^_^;)。
沼田から国道を走って2時間余りのドライブ。大山祇神社駐車場に行くのに手間取ってしまって30分程時間をロスしてしまった。駐車場脇には簡易トイレが新設されていいた。皆で利用して歩き出した。

歩きだしが遅くなった 駐車場から神社へ

冬枯れの道は強風が吹き荒れる
 尾根に出ると風が強い。風上に向けてカメラを向ければ押し戻されてしまう。冬のすっきりした大気で景色は良いが、ゴーゴーと風の音がすごくて気持ちが落ち着かない。さすがに寒く、ザックの中からダウンジャケットを取り出して着ることにした。涙は出ないが鼻水が垂れてくる(^_^;)。

意外に誰もいない山頂

浅間山が立派に見える
 尾根からは富士山と浅間山がかっこいい。この季節とこの地域ならではの景色だ。低山ではあるがアップダウンの多い馬蹄状のハイキングコースが始まる。強風に吹き飛ばされない様に山歩きと展望を楽しもう。

南方面には冠雪の富士山

西方面には冠雪の浅間山

展望の良い稜線を行く

大小山方面 いくつものピークが連なる
 大坊山の次のピークには「足利百名山つつじ山」とある。足利百名山があるのか。沼田百名山は無理だな。足利鉱山は風が強いので、シルバーコースに逃げて進むと番屋に出る。おや、山頂番屋が発展している。暖かな無料休憩所とその上には展望テラスが整備されているではないか。甘酒につられて中へ入ってみる。味噌田楽や甘酒、ビールなどが置かれ、山の写真や道具などが展示されている。2年前に出来たんだとか。

番屋

番屋休憩所 一昨年オープンしたとのこと
 麓の足利鉱山の経営者が山好きで建てたようだ。常連客もいるようで週末などは賑わっているとのこと。そんな話を聞きながら楽しい時を過ごさせてもらった。ストーブと甘酒ですっかりと暖まって先に進む。

起床峠 未だ先は長い

北には男体山・女峰山

妙義山までは歩き甲斐がある

筑波山が近くに見える 高層ビル街・スカイツリーも
 起床峠を過ぎ、しばらくは風のない道を進むが、やがて稜線上に出れば強風にさらされる。小ピークを一つ一つ越えて行けば展望の良い妙義山に着いた。筑波山が大きい。赤城山からは双耳峰に見えるが、ここから見える筑波山は二つの峰の間隔が狭い。風を避けランチにした。前橋ハイキングクラブに所属している男性からクラブのことなどを尋ねながら時を過ごす。面白い裏話なども聞くことが出来ましたよ。

妙義山頂上で記念写真

やまゆり学園に降りる
 尾根を大小山へと下り、やまゆり学園への登山道を進む。妙義山頂上付近の岩々と違って足に優しい道となる。このコースは低山ながら変化に富み実に楽しいハイキングコースとなっている。
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