赤城黒檜山・駒ヶ岳 くろびやま・こまがたけ 1828m・1685m 前橋市 |
今朝はだいぶ冷えた。そろそろ赤城山の霧氷の季節だ。青空は出ているし黒檜山も白いようだ。 |
登山日 | 2014年12月5日(晴れ〜雪〜曇り) | しんぷる |
行 程 | 黒檜山登山口9:45…10:53▲黒檜山11:03…11:36駒ヶ岳…12:07駒ヶ岳・黒檜山登山口…12:22黒檜山登山口 |
赤城山北面道路は昨日の雪ですっかりと積雪してた。4WD新品の冬タイヤで難なく黒檜山の登山口に着いた。登山口前には車がないが、登山道には2人の足跡が新雪の上に鮮明に残されている。おそらく2人組が登って行ったのだろう。 | |||||
黒檜山登山口は雪 |
笹には雪がびっしり |
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猫岩から定番の一枚 |
駒ヶ岳も薄雪化粧 |
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新雪はほんの数センチの積雪で雪支度は必要はなさそう。防寒だけに気を使って登山道に入って行った。雪がうれしいのか足早になっているのに気がついた。みなかみ地域は雪の予想だけに青空が見えているうちに登ってしまいたい。まずは猫岩まで。初冬の赤城山大沼はひっそりと静まり返っている。やがて大沼が氷で覆われればワカサギ釣りで賑わうのだろう。 | |||||
地蔵岳の上には雪雲? |
黒檜山は一番白い |
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おやおや、段々雲が出て来たよ。このまま雪雲に覆われてしまうのか?この間の子持山の二の舞か。案の定、ハラハラと雪が舞ってきた。今日は冷え込みの予想から霧氷を見に来たのに、前日の積雪でそれもどうやら怪しいし、その上雪が降ってくるとは参ったもんだ。「いったい何で俺はこんなところを歩いているんだ。」すっかり意気消沈してしまい下りてしまおうかと思った。「それでもなあ、ハラハラと雪は降り続いてはいるが大したことはない。とりあえず山頂を踏んで帰ろう。」そんな気持ちで登って行った。 一人下りてきた。しかし挨拶もせずさっさと降りて行ってしまった。取り付く島もないなあ。逆コースで歩いてきたのだろうか。 |
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山頂分岐 さてどうするか |
光のない雪の世界 |
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踏み跡のない黒檜山頂上 新しい道標があった |
雪 雪 |
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山頂分岐に着いた。山頂方面へのトレースはない。先行者は山頂を踏まなかったのだろうか。山頂を踏みに来た手前、笹の雪にズボンを白くしながら歩いて行く。霧氷はわずかにあるが、ほんのお気持ち程度だ。雪空で白と黒の世界。「なんだよ〜。」不満が声に出てしまった。諦めて戻りましょう。 | |||||
青空が出ないかな |
さて戻ろうか |
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あれあれ、上空を覆っていた雪雲が流れて行く。何となく青空が見え始めているではないか。わずかの間だけだったが山の神の贈り物か。青空に雪、これだけで満足だ。もう気持ちが晴れ晴れ。何とお安い人間だろうか。来た甲斐があった〜。これはひょっとするぞと思い、調子づいて駒ヶ岳を回って下りることにした。 | |||||
急に雲が流れた |
くっきりと青空が |
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周りも明るくなってきた |
やはり青空は良い |
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黒檜山大神で少し躊躇したが大タルミへ向かって階段を下る。おや、トレースは1人だけだ。とすると、2人組が登っていたのではなかったのか。階段の隙間に足を取られない様に慎重に下って行く。笹は夏の鮮やかな緑が薄れているようだ。目指す駒ヶ岳はしっかりと視界に入っている。 | |||||
黒檜山大神 |
階段は踏み外さない様に |
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笹の色はやや褪せぎみ |
駒ヶ岳が見えている |
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期待とは裏腹に天候は好転してこない。大タルミから上り返せば、誰もいない駒ヶ岳頂上だ。振り返っても黒檜山は見えなかった。 | |||||
コメツガは元気が良いね |
静かな駒ヶ岳頂上 |
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再びガスが薄くなるが |
ススキに雪が付いて… |
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駒ヶ岳からの下りでは体が冷えて来た。温度計を見るとマイナス3℃を表示している。寒いわけだ。手袋も少し水を吸って冷たい。 | |||||
滑らない様に手すりを使って |
無事に登山口へ下りる |
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ひょっとして今年はこれで最後の黒檜山かな。というか今日が最初かな。まあいずれにせよ、今年も登ることが出来たことに感謝。 | |||||
赤城神社 |
黒檜山登山口前の駐車余地 |
北面への道は真っ白 |