白毛門
しらがもん

1720m
みなかみ町

 
登山日 2014年9月22日(晴れ) しんぷる
行 程 土合登山口10:10…11:00ヒノキのウロ(1230m)11:10…11:55松ノ木沢ノ頭(1484m)12:10…12:45△白毛門(1720m)13:10…13:45松ノ木沢ノ頭…14:15ヒノキのウロ14:20…14:55登山口
 谷川岳は雲を被っていたので、どうしたものかと思いながら車を進めた。明日も天気が良い予報だったので、山頂に着くころには晴れるだろうと考えて登ってみることにした。登り出しが遅いので、連休がらみの馬蹄形縦走組にすれ違うだろうか。東黒沢を渡って登山口に来ると緑深いブナ林が迎えてくれた。それでも秋なんだなあ、蝉の声は全く聞こえず静かなものです。

ブナ林はまだ緑が盛ん

ヒノキの大木が多い

ヒノキのウロだ
 登山口から見上げる緑のブナ林はとても素晴らしい。さあ、急な登りを歩いて行きましょう。天神尾根コース以外の谷川岳に来るとどうも本気モードになる。白毛門は特にそうだ。確かに急ではあるが、短時間で済むからそんなに構えなくてもいいようなものだが、今日は軽装備にWストックだ。勢いよく登っていくが、そんなときが危ない。ばてるパターンだ。ゆっくりゆっくり。

広場から松ノ木沢ノ頭と白毛門が見える

沢音と大滝が見える

ブナの緑
 最初のうちは「ヒノキのウロ〜」と念じながら登っていく。樹林帯の急な登りが続き展望も特にないから大変に感じる。すれ違う登山者もない。足元にはイワウチワの葉が青々としている。白毛門北側の紅葉が始まっているかな。何本目かの大ヒノキが穴を空けていた。上の広場で一休み。白毛門が見える。

紅葉が始まった

松ノ木沢ノ頭から望む白毛門
 ヒノキのウロからは少し急登が緩む。大滝を見下ろして進むと再び樹林帯の中。道が直登となり低木が上を蔽うようになる。再び急な斜面だ。我慢して登ると大岩が出てくる。松ノ木沢ノ頭は近い。鎖場を過ぎてわずかで頭に出た。そこには笠ヶ岳まで行ってきた男女2人が休んでいた。草紅葉どころか紅葉が良いという。以前見た紅葉の様子が目に浮かぶ。楽しみだぞ。

谷川岳は一日中こんな感じで雲が掛かり続けた

尾瀬至仏山と尾瀬笠ヶ岳

武尊山
 松ノ木沢ノ頭からは森林限界をほぼ抜けるので展望も良い。周囲の山々も見えてくる。高度を上げるに連れ見えてくる山も刻々と変わっていくので楽しい。至仏山、尾瀬笠ヶ岳、日光白根山、武尊山、赤城山、榛名山、子持山、小野子三山などなど。

尾根道を振り返る

ジジ・ババ岩と遠く皇海山


稜線の紅葉と笠ヶ岳
笠ヶ岳は終日姿を見せていた
 歩いてきた稜線を振り返り、ジジ岩・ババ岩を横に通り過ぎればガレ場に入る。ここは間違いやすいため黄色のペンキが付けてある。ここで初めてウメバチソウを見て感激した時を思い出した。季節は今ごろだから咲いているはずだが見当たらない。コゴメグサが幾つか咲いている。ガレ場を過ぎ真新しい鎖を上れば白毛門山頂はすぐそこだ。
白毛門山頂からのパノラマ

下りの稜線も紅葉が

白毛門肩の北側の紅葉が良い
 山頂手前から紅葉がいい感じだ。北面の笠ヶ岳までの稜線には点々と紅葉が見られる。このところの冷え込みですっかり紅葉していたんですね。山頂では立つ位置を変えれば様々な景色が見られる。歩いてきた稜線も紅葉していた。ここまでに5組の登山者とすれ違ったが、馬蹄形は誰もいなかった。
 山頂でじっとしていると寒くなってくる。かいた汗が冷えたのと、吹く風が涼しいせいだ。名残惜しい山頂だが後にすることにする。

ミヤマウツボグサ

ウメバチソウ

イワショウブ
 登山道には花があまり見られなかったが、帰路のガレ場でウメバチソウを幾つか見かけた。イワショウブも咲いていた。ウメバチソウが数が少なくなってしまったようだ。土砂と一緒に流されてしまったのだろうか。

ヒノキのウロ上の広場

登山口のブナ林

登山口道標
 帰路は順調に下ることが出来た。まだ行動中は暑く汗が背中を濡らす。下は緑、稜線上は紅葉。山を歩かなければ味わえません。緑のブナ林を下り登山口へと戻った。ストックをしまい、東黒沢の清流で汗をかいた顔を洗って山行を終えた。いよいよ紅葉の季節だ。今年は夏山を楽しめずに終わってしまったが、これからは日本の秋を十分に堪能したいものだ。

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