浅間隠山
あさまかくしやま
1757m

東吾妻町

 浅間温泉郷からの登山道はモミジなどの広葉樹に富み、新緑が素晴らしい。当然紅葉もいいはずだがまだ秋には訪れてはいない。今回の山行で紅葉期には必ず来ようと思った。
登山日 2014年5月24日(晴れ) しんぷる、HK
行 程 浅間隠温泉郷登山口8:45…9:30中間点…10:30シャクナゲ尾根…11:25▲浅間隠山13:00…14:30登山口
 新緑とシャクナゲ、そして山頂からの展望を楽しみに登る。鳥のさえずり、涼しそうな沢音が実に心地よい。昨年よりも水量が多く、何度も両岸を行ったり来たりするので要注意といったところ。所々置かれているクマよけの鐘を鳴らしながら歩いて行く。そんなに熊が出るのだろうか。しかし新緑が気持ちいい。

登山道へと入る 遊歩道的な感じ

見上げれば新緑一色

清々しい新緑の中を歩く

中間点を過ぎるとミツバツツジがチラホラ

何度も新緑を見上げてしまう

ミツバと浅間隠山
 中間点までは沢歩き、傾斜も緩く快適に歩ける。中間点を過ぎてから傾斜が増しシャクナゲ尾根までは急登となり歩みも遅くなる。それに合わせるようにミツバツツジが出てくる。こちらは蕾が多くまだこれからが花期になるようだ。急登を上っていくとお目当てのシャクナゲが出てきたが、残念、やや遅かったようだ。花は残しているが色褪せ落花を待つだけのものが多い。それでもわずかに標高を上げれば色付きの良いものがチラホラはある。が、これから後に来ればガッカリするだけかも。

岩菅山が見えてきた 一番雪が残る

シャクナゲ尾根のツツジとシャクナゲ

少し遅かったが

元気な株も少しある

岩菅山 白砂山 谷川連峰が白い 
 シャクナゲ尾根を抜けるとしばらくは平坦な道となる。ようやく一息つけるところだ。ここまで来ると新緑も少なく枝の隙間から陽射しを浴びるようになる。平坦な道もやがて傾斜がきつくなる。笹原の道を喘いで上ると、多くの登山者で賑わう山頂に出た。やや霞んではいるが360度の展望が楽しめた。コーヒーを淹れてもらい至福の時を過ごした。

浅間山はほぼ雪が消えた 右手奥には北アルプス
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