湯の丸山・烏帽子岳 まゆのまるや・えぼしだけ 2101m・2065m 嬬恋村・長野県 |
登山日 | 2014年5月6日(晴れ) | しんぷる |
行 程 | 地蔵峠P9:25…9:52遭難防止の鐘…10:30▲湯の丸山10:38…11:02鞍部分岐…11:47▲烏帽子岳12:27…13:05鞍部分岐…13:55地蔵峠P |
地蔵峠に着くと空は雲がかかっていて周囲の山の頂きも見えなかった。天気予報は晴れだが、しばらく様子をうかがってみよう。その間に2組の単独女性がゲレンデを上って行った。間もなく青空が見え始めたので仕方なく歩くことにした(^_^;)。山頂からの北アルプスのパノラマが今日の目的だ。この調子ではあまり期待が持てない様な気がする。 | |||||
スノーシーズンは終了 |
遊歩道には雪が少し残る |
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ゲレンデは意外と急で直登はつらい。息絶え絶えに上っていく。夏の間は牛が放牧されるが牛糞がそのまま放置されている。雪の下では分解されまい。リフト終点まで着けばやれやれといったところ。レンゲツツジの時期には500円出して乗ってしまうのだ(^_^;)。 | |||||
湯の丸山が見えて来た |
カラマツと青空 |
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道には時折残雪があるが全く問題ない。遭難予防の鐘の分岐を過ぎると何となく登山道ぽくなる。木々の芽吹きはまだこれからで笹の緑が山肌を化粧している。やがて道が上りに入ると、ウグイスのさえずりが何処とはなく聞こえてくる。気持ちいいね。 | |||||
八ヶ岳連峰が雲海に浮かぶ |
桟敷山方面 |
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吾妻の主要な山々 |
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いつの間にか青空が広がってきた。周囲の山々もくっきりと見えだし始めた。足を止めて振り返り、展望を楽しみながら登っていく。この山はレンゲツツジ祭に登山者が集中するのだ。おかげで登山道は大渋滞になる。今日の駐車場の車の数からすると登山者は10組居るかどうかだろう。静かな山歩きを楽しんでいる。やがて山頂が近くなり小さな雪田を越えて行くと山頂台地に立った。 | |||||
山頂標識と烏帽子、北アルプスの山並み |
北峰と四阿山 |
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やったね。見える見える、烏帽子岳の遠景には北アルプスのパノラマが広がっている。曇って見えないんじゃないかとも思っていたので、目の前に広がっていた北アルプスにはとても嬉しかった。上空には白い雲があり、銀嶺の山並みと青空のコントラストは楽しめないが十分だ。まだ元気なので烏帽子まで足を延ばそう。 | |||||
烏帽子岳と北アルプスのパノラマが広がる |
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烏帽子岳の上をズーム 槍・穂高連峰 |
さらにズーム 槍ヶ岳が中央に |
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烏帽子岳の稜線には人影が見えないが。鞍部への急斜面の残雪を心配していたが杞憂だったようだ。烏帽子への上りも残雪わずかにあるが、泥濘多くズボンの裾が気になる程度。足元の高山植物の開花ももう少し先の様だ。 | |||||
鞍部には雪田 |
笹原を行く 残雪が所々あり |
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烏帽子岳稜線上から烏帽子岳 |
烏帽子岳頂上から四阿山 |
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烏帽子岳の稜線に出て眼前の小ピークから見る烏帽子岳は実に美しい。この山域の良さは何だろう。日本アルプスや富士山、八ヶ岳、北信の山々などが望める上に群馬県境の銀嶺の山々が見渡せるところではないだろうか。程よい距離感があるのが良いのかもしれない。 | |||||
湯の丸山と篭ノ塔山 |
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烏帽子岳では湯の丸山よりも北アルプスが近くに見えたのは気のせいだろうか。大展望を楽しみながら休憩だ。山頂には先行者が1組、岩陰でランチ。後から2組がやって来ただけだ。静かな山頂を楽しむことが出来た。 | |||||
鞍部を地蔵峠に向かう |
中分岐 |
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鞍部まで往路を戻る。中分岐まで来ると地蔵峠までの新道は閉鎖されていた。レンゲツツジの頃には解放されるのかな。 |