赤城山ミニ縦走 地蔵岳・長七郎山・牛石山・荒山 1674m・1579m・1442m・1572m 赤城山 |
そろそろ赤城のツツジも気になる頃。まだ早いとは思うが荒山高原、横引尾根のアカヤシオはどうかな。生憎の天気なので開花状況を偵察に出かけてみた。 |
登山日 | 2014年5月5日(曇り) | しんぷる |
行 程 | 新坂平地蔵岳登山口9:40…10:10▲地蔵岳…10:30八丁峠…10:50▲七郎長山…11:15おとぎの森…11:33茶の木畑峠…11:52銚子の伽藍…12:10△牛石山12:40…12:50軽井沢峠…13:12東屋十字路…(南尾根)…13:33▲荒山…(西尾根)…14:08荒山高原…14:30姫百合P コース概略 |
箕輪からバスで新坂平まで上がる。バスにはそこそこの利用者がいる。中には居眠りをして首をカクカクしている女性もいる。ほとんどの客はビジターセンターまで乗るのだろうか、新坂平で降りたのは一人だけだった。周囲はすっかりガスの中。こんな日に歩く登山者は少ないだろう。 | |||||
新坂平 地蔵岳登山口 |
ダケカンバの登山道を行く |
見晴し駐車場分岐 |
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登山道にはまだ春の訪れがないようだ。冬枯れとまでは言えないがそれに近いものがある。やがて人の声が聞こえてきた。なんと家族連れのハイカーが残雪を下りてくるではないか。こんな日に登るなんてどうかしてる。 | |||||
残雪がある |
地蔵岳一等三角点 展望なし |
八丁峠に降りる |
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ガスが濃くなり風が強く感じられるようになると地蔵岳の頂上台地に着いた。誰もいないだろうと三角点を目指すと、大洞から北面の残雪路を上ってきた若者2人に声をかけられた。あたりはホワイトアウト状態。八丁峠への下り道を探して先を急いだ。 | |||||
長七郎山頂上 |
大きな雪田が |
おとぎの森分岐 |
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濡れるほどではないが雨滴が落ちてくる。濡れた笹にズボンをぬらしなが長七郎の山頂に立つ。ここにも親子連れが。こんな天気によくもまあ上ってくるもんだ。相変わらずあたり一面濃いガスの中で展望はない。雪田が残る道を下れば小沼からの道を合わせる。さて、おとぎの森はどうかな。ガスの中で幻想的な雰囲気を醸し出しているだろうか。 | |||||
おとぎの森標識 |
茶の木畑への登山道にも多くの雪が |
茶の木畑峠 |
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花芽は固く小さく開花の兆しもない。こんなときに歩く変わり者はさすがにいない様だ。さて横引尾根を歩いてみよう。茶の木畑峠への分岐近くは多くの残雪で登山道が覆われていた。2月の大雪の影響だ。さすがにアカヤシオの開花にも関係してくるだろう。 | |||||
つつじヶ峰分岐を過ぎると |
開花したばかりのアカヤシオ |
霧の中から浮かび上がる |
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つつじヶ峰通りへの分岐を過ぎたころからアカヤシオのピンクがガスの中に浮かんできた。すっきりと見えなくてじれったい気持ちもあるが、この雰囲気を味わうのも良いだろう。山歩きは楽しく歩かなければ。 | |||||
立派に咲いている株もちらほら | 全体的には花芽が多い |
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銚子の伽藍は水量もなく渡渉できた。ここから牛石山までの急登がつらい。ここにも枝折れの木が多い。横引尾根もそうだったが、冬の大雪で枝が捻じ曲げられたように折れている。当然登山道をふさぐこともある。雨滴の数が多くなったなと感じたころに牛石山の東屋に着いた。朽ち始めたベンチの腰をおろし今日初めての休憩とした。登山者とあったのは地蔵岳、長七郎山だけ。まあ当然か。 | |||||
滝になって流れ落ちる |
銚子の伽藍 |
牛石山の東屋 朽ち始めている |
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下れば牛石峠で車道に |
軽い沢峠から関東ふれあいの道に入る |
荒山南尾根の分岐 |
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牛石峠から軽井沢峠へ車道を歩く。前浅間コースが封鎖されてから数年経つが、いまだ復旧作業はされていない様だ。楽しいコースと思うのだが、再び歩けることを願っている。関東ふれあいの道を歩き荒山南尾根の分岐に出た。ガスの中で当然アカヤシオも期待できないので、荒山高原に下ろうと思って歩いてきたのだが、ここまで来たら山頂を踏んでおく気になった。急登を喘ぎながら登ると静寂の荒山頂上に出た。 | |||||
ひさし岩 |
荒山頂上 |
荒山三等三角点 |
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荒山高原に近づくと |
元気なアカヤシオが一杯 |
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西尾根の岩の急斜面を注意して下りて行く。要所には立派なロープが設置されていた。雨滴は少なくなってきたがガスは変わらない。やがてアカヤシオの鮮やかな色が目に入ってきた。アカヤシオに引かれて登山道を外れてしまう。元気げんき、青春真っ盛りのような咲きっぷりだ。!(^^)! | |||||
人気の少ない荒山高原 |
姫百合登山口 |
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アカヤシオを楽しんでいると荒山高原に出てしまった。アカヤシオは荒山高原が最盛期。箕輪までの登山道脇にも盛りのアカヤシオが多くみられた。予想通りの咲き具合。横引尾根は来週から再来週までが見頃となりそうだ。霧の中の彷徨も乙なものだった。 |