裏妙義縦走
うらみょうぎ

安中市

 
登山日 2013年11月16日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 国民宿舎裏妙義9:12…(籠沢コース)…9:46木戸…10:45稜線御岳分岐10:50…11:02丁須岩11:06…12:00赤岩基部…(昼食30)…12:55風穴尾根の頭…13:05三方境…(巡視路)…14:15国民宿舎
 国民宿舎に着くと団体さんがバスから降りている。団体が何処に向かうのかはわからないが後に着いたら大変だ。その脇を通り抜けて裏の登山者専用の駐車場に停めさせてもらって歩き出した。準備中の団体さんを横目に篭沢・丁須の頭を目指す。

籠沢コースへ向かう

林道を行くと登山口の道標

裏妙義の岩峰
 今日の目当ては三方境へと続く巡視路の紅葉なのだが、ピストンでは味気ないし、女坂コースは大変だし、展望を見るのもいいだろうということで縦走とした。紅葉は見下ろすよりも登りながら見ていく方が映える。そこで、巡視路を登り篭沢コースを下りることも考えたが、下りが巡視路の方が安全だし安心だ。そんなわけで一般的なコース取りをすることにした。

籠沢を歩く

杉林を抜けて

雑木林へ
 道標に従って林道から篭沢コースへと入る。沢を詰めていくのだが一筋縄ではいかない。黄色のペイントなどを頼りのルート取り、難度の高い鎖場が出てくる。妙義全体が赤の破線であり安易な入山は遭難を招くだろう。木戸の標識を過ぎ、篭り岩と名付けたくなる大岩を過ぎると紅葉が見頃となってくる。もう終盤かなと思っていたがまだまだ楽しめそうだ。

黄葉が出始める

色付き始めたばかり

鮮やかな紅もある

籠沢のコル直下の黄葉
 前にも後ろにも登山者の姿は見えない。国民宿舎にはハイカーらしき車がそこそこの数あったはずだがなあ。歩き出しが遅いからずっと先を歩いているのだろうか。登山道は徐々に傾斜を増してくる。青空が比較的低く見えて稜線が近そうなのだが、道は奥へ入っていくだけで稜線は思いのほか遠いようだ。やがて上から声が聞こえてくると篭沢のコル下の長い鎖場の下に出た。両側の岩峰の紅葉が陽を浴びて映える。休み休み上ってコルで一休みだ。すっかり汗をかいてしまったので沼田のリンゴを頂く。

丁須岩

無名岩峰と烏帽子岩 後は谷急山
 ここからは丁須岩の岩峰を北側から回り込む。登山道は湿った日陰と鎖で気が抜けない。本当に妙義山は難度の高い山だ。その最たるものが丁須の頭と言われている。丁須岩の肩やテラスにいるとお尻がムズムズしてきて居心地が悪い。今日は頭にアタックする3人組がいた。しんぷる隊は展望だけ楽しんでサッサと登山道に戻る。

丁須岩の基部から浅間山

鼻曲山と浅間隠山

荒船山と南牧の山々

丁須岩基部の鎖を降りる
 無名岩峰での展望を堪能して核心部へと突入していくのだ。まずはチムニー内20m鎖だ。ここでは少し渋滞。10人程の団体がほぼ下り終わる頃に到着。続いて2人組が降りはじめるところだった。待つこと5分以上、足がかりを見つけるのに手間取る感じで、それなりに腕力も必要。ライフさんは「腕が疲れた〜。明日は筋肉痛だ。」と嬉しそう。

無名岩峰から赤岩と烏帽子岩

表妙義 金洞山
 やがて赤岩の標識が出てくると先ずは一旦鎖で下降する。そして長い鎖が始まる。赤岩絶壁下のトラバースだ。鎖を話さなければ大丈夫で緊張感はさほどない。これだけ鎖場が多ければ段々と感覚が慣れてくるというもの。それでも決して油断はできないのが妙義山だ。チムニーを先に過ぎた登山者には追いつかないから楽々とクリアしているのだろう。

鎖の連続

赤岩の基部に入る

桟道の核心部だが易しい

うんざりするほどの鎖場

ホッと一息
 赤岩をトラバースして少しすると先の団体が休憩をしていた。我々ももう少し進んで昼食とした。やれやれ、足も腕も心も疲れた。
 七人星から浅間山方面の眺めが良い。あとは烏帽子岩をトラバースして三方境に出るだけだ。風穴尾根の頭の岩に上れば縦走路の展望が良いのだが、疲れた感がして元気が出なかった。先を急ぐライフさんを追う。やがてヒノキの林になり淡々と下っていく。

赤岩を振り返る

烏帽子岩はすぐそこ

丁須の頭も遠くなった

風穴尾根の頭付近から
 三方境に近づくと風を感じるようになる。稜線では気にならなかったから三方境は風の通り道になっているんだろう。女坂の紅葉も良いのだが、予定通り巡視路を国民宿舎へと下っていくコースをとる。今日のお楽しみはこのコースの紅葉にあるのだ。楽な下りだったと記憶にあるが、意外や意外、細かいアップダウンがあって下りも結構大変だ。

三方境

巡視路を下っていく
 下り始めて最初のうちは紅葉もあまり冴えず、「今年は駄目なのかな。」「駄目なんだよ。」などと話しながら歩いていたが、あるところにはあるんですよ見事な色付きが。場所と色付きで前回の記憶がよみがえってきます。稜線は11月に入ったくらいがちょうどいい感じだったみたいだが、このコースは標高が下がることもあって見頃を迎えたばかりだ。

お目当ての紅葉が

コース一番の色付き
 女性の単独者が写真を撮ってくれと言ってきた。ネットで紅葉が良いとあったので三方境までのピストンだそうだ。やはり妙義の紅葉は期待を裏切らなかったねえ。何ヶ所かに分かれて見事な紅葉が現れるのが良いところ。標高を下げていくとまだ緑が青々しているモミジが沢山ある。来週以降も十分に楽しめそうだ。

見上げれば

記念写真を撮りたくなる
 さすがの紅葉も国民宿舎か近づくにつれ終わりになる。杉林を抜けて行くが、登山道が変更になったようで中木沢を渡らないコースになっていた。やがて舗装された林道に出て国民宿舎へ向かうと、朝に入った丁須の頭への登山道入口があった。

巡視路を下って

国民宿舎に戻る
 しかし妙義山に来るのには覚悟がいるねえ。年をとってくると破線歩きは大変だ。まだまだ妙義山の紅葉は楽しめる。表妙義自然探勝路も良いのではないだろうか。

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