黒斑山 くろふやま 2404m 浅間連峰 |
浅間連峰は群馬より長野県側の観光資源の様だ。地蔵峠で行われる湯の丸山のレンゲツツジのイベントは東御市で、車坂峠を中心に浅間山の各種イベントは小諸市で行われている。いずれにしろお手軽に登山客、観光客を呼べる山域である。この時期は高山植物は終わり、かといって紅葉には早く山域選びに悩むところだ。 |
登山日 | 2013年9月22日(晴れのち曇り) | しんぷるライフ、KM |
行 程 | 沼田7:30===9:30車坂峠9:40…11:00トーミの頭…11:20▲黒斑山12:15…12:35中コース分岐…13:20車坂峠 |
車坂峠の手前から路上駐車の車が沢山ある。ここは登山以外には何もないところだから、登山者の数がすごいということになる。準備を終えて表コースから歩き始めた。足元はシラタマノ木の群落だ。ちょうど見頃で純白な実を付けている。白い実は潰すとメントールの香りがする。 | |||||
浅間山の噴火警戒レベルは1 |
表コース コメツガシラビソの樹林帯 |
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シラタマノキの白い実が沢山 |
振り返れば水ノ塔山と篭ノ登山 |
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コメツガやシラビソの樹林帯の中をゆっくりと登っていく。傾斜は緩やかだが汗がにじんでくる。時折、展望が開けるので振り返ってみる。登っていく登山者も多いが、既に降りてくる登山者も多い。 | |||||
コメツガとシャクナゲの道 |
右奥には四阿山 |
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雪山で迷いそうなところにはケルンがある |
ゴゼンタチバナの赤い実 |
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ガレ場に出たり樹林帯を歩いたりを繰り返しながら上るとシェルターが見えた。すぐに槍ヶ鞘だ。トーミの頭を目指す登山者がガレ場を登って行くのが見える。その右手には浅間山がドカッと鎮座している。前掛山の稜線には登山者が歩いているのが見える。遠いなあ。 | |||||
浅間山が見えてきた |
槍ヶ鞘から |
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剣ヶ峰も登れる |
草すべりから湯ノ平を見下ろす |
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ガレ場をヨタヨタと上っていくとトーミの頭に着いた。ここから見る浅間山第一外輪山の展望は素晴らしい。もちろん湯の平や浅間山からの展望も良いのは間違いない。紅葉にはまだ早かったなあ。草すべりが草紅葉になれば綺麗だろうなあ。ここでランチが一番いいが黒斑山に急ごう。 | |||||
トーミの頭から第一外輪山のパノラマ |
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草すべりはパス |
大きな浅間山 |
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草すべりの方に足がフラフラと進むと、すかさず後ろから「行かないよ!!」と声がかかった。素直に黒斑山に足を進める。再び樹林帯を行くと目的地である黒斑山に着いた。山頂は混んでいるので、少し先まで足を延ばしてみたが、下りに入ったところで山頂まで引き返してランチとした。 | |||||
蛇骨岳から仙人岳、鋸岳 |
黒斑山に着いた |
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若者が本当に増えてきた。以前は中高年がほとんどだったのに、最近では数で押されている感じがする。山デートみたいなものかな。幼児を背負い上げてくる逞しいママさんにも一緒になった。みんな、それぞれに山を楽しんでいる。いいものはいいんだよ。 | |||||
途中にマツムシソウが残っていた |
トーミの頭には登山者が一杯 |
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中コースも終盤 |
この花は何だろう |
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休憩の間にガスが湧いたり消えたり。日が陰って寒さを感じるようになった頃に腰を上げた。帰路は中コースだ。ほとんどが樹林帯の中の歩きになる。ナナカマドが赤い実を付けていた。もうすぐ紅葉が始まる。それに誘われて登山者が訪れることだろう。 下山後、キャベツソフトクリーム(\450)を味わった。キャベツのフリーズドライが混ぜられていて、少しだけ青臭い感じがしたが、バニラ味とあまり変わらないような味だった。嬬恋の高原キャベツですかね。 |