篭ノ登山 かごのとやま 東篭ノ登山・西篭ノ登山・三方ヶ峰 2227m・2212m・2040m 嬬恋村・長野県 |
暦の上では秋が立ったが本当の意味で梅雨が明けたばかり。下界はとにかく暑いから高い山に避難だ。お手軽に2000Mを越える山は浅間山系が良いだろう。稜線を吹き抜けるさわやかな風があれば最高だ。 |
登山日 | 2013年8月11日(晴れのち曇り一時雨) | しんぷるライフ、KM |
行 程 | 沼田6:30===8:40池の平P8:48…9:23▲東篭ノ登山9:32…9:53西篭ノ登山10:17…10:40東篭ノ登山…11:15登山口12:55…12:00湿原入口…12:30▲三方ヶ峰…13:10池の平P |
地蔵峠はレンゲツツジの時期とは違いマイカーの量が少ない。今年はシャトルバスを運休し、池の平湿原にはマイカーで行けるようになった。池の平駐車場はまだまだ空いていた。駐車料金500円を支払って歩きだす。 | |||||
駐車場から山頂まで1000M |
東篭ノ登山が見える |
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ワレモコウ |
クルマユリ |
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駐車場から湯の丸林道を渡り、ベンチの広場を抜けて登山道へと入る。しばらくは平坦な道で、いくらかの高山植物が迎えてくれる。日陰の道は快適で歩きやすい。樹林帯には木漏れ日が差し込み所々の花を輝かせている。 | |||||
シシウド |
コキンレイカは最盛期 |
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日陰で涼しい登山道 |
池の平方面がすっきり |
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上のほうで「ヤッホー!」と声がする。続いて子供たちの声。どうやら樹林帯を抜けたようだ。樹林帯にはコキンレイカが最盛期を迎えている。間もなく我々も樹林帯を抜けてガレ場へと突入だ。暑くなるかなと思ったが、高原を吹き抜ける風が心地よい。 | |||||
山頂はすぐそこ |
マツムシソウと水ノ塔山 |
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浮石に注意しながら山頂に着いた。立派な一等三角点が置かれている。久しぶりのマツムシソウだね。軽く水分補給をして西篭ノ登山へ行ってみましょう。鞍部にはシラタマノキが自生していた記憶があるけど、もう少し先の話だね。意外とすれ違うハイカーが多い。 | |||||
四阿山方面 |
西篭ノ塔(登?)へ向かいます |
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黄色のマーキングを守って歩いて行くと、あっさりと西峰に着いた。展望が悪いので西のガレ場に出る。湯の丸山や角間山が見える。 | |||||
西篭ノ登山から望む湯の丸山 |
あれ、これは |
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西篭ノ登山から東篭ノ登山を望む |
マルバダケブキとアサギマダラ |
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少しガレ場を歩いて東篭ノ登山へもどる。西峰からは道はなく戻るしかないようだ。さあ下って池の平湿原を歩こう。登山口のベンチに腰をおろして腹ごしらえだ。ノンアルコールビールはないが、キュウリの浅漬けや、パイナップルのシャーベット崩れ(^_^;)などを楽しむ。 | |||||
湯の丸林道のツリガネニンジン |
カワラナデシコ |
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池の平湿原に行ってみましょう |
花が多い!(^^)! |
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真っ直ぐ伸びるノアザミ |
ヤナギランはまだ楽しめる |
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湿原らしくない池の平湿原には花が一杯。なんか嬉しくなるねえ。そういえば駐車場も一杯になっていたな。林道の乗り入れ規制をしてシャトルバスを出していただけのことはあるんだなあ。カメラマンが沢山いるね。 | |||||
ヤナギランと東篭ノ登山 |
バイケイソウ |
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池の平三方歩道から直線コースを三方ヶ峰へ。コマクサ園を見るが、さすがに終盤で株も小さいようだ。KMさんが、数は増えていないねと一言。金網越しに見るのも興醒めな感じがする。クルッと小回りして木道の遊歩道へと戻る。 | |||||
そろそろ秋の花が見られるようになってきたようだ。高山の秋は早く訪れるのだ。池の平湿原は色々な花で一杯。近ければ頻回に訪れたい場所だ。シャジクソウ、ヤマオダマキ、クルマユリ、ハクサンフウロ(盛)、ヤナギラン(盛)、クガイソウ、マルバダケブキ(盛)、カワラナデシコ(盛)、ヨツバヒヨドリ、コキンレイカ(盛)、ノアザミ(盛)、ツリガネニンジン、ワレモコウ(盛)、アキノキリンソウ、マツムシソウ、イワインチン、ウメバチソウなど。 |