本白根山
もとしらねさん
2171m
草津町

 黒斑山に行こうと車を進めたが重苦しい雲がかかっていた。途中から本白根山がすっきりと見えていたので急きょ変更。あれあれ、白根山駐車場には石塚さん夫妻とさくらちゃんが…。
登山日 2013年7月6日(曇り) しんぷるライフ、石塚さん・はなはなさん・さくらちゃん
行 程 白根山P9:05…9:18逢ノ峰…9:35リフト乗り場…10:00中央火口…10:40遊歩道最高地点…11:20展望所11:52…12:10鏡池…12:55山頂駅…13:15弓池…13:30白根山P
 しんぷるライフだけなら無料バスに乗って山頂駅まで行っただろうが、さくらちゃんが一緒で歩くことに。逢ノ峰までの足元にはクロマメノキ、ツマトリソウ、コケモモ、ゴゼンタチバナが咲いている。その数は多いが白花ばかりで少し地味な感じだ。

さくらちゃんを先頭に逢ノ峰へと向かう

逢ノ峰から草津白根山 横手山、笠ヶ岳も見える
 階段では息が切れるので立ち止っては後ろを振り返り徐々に開けてくる展望を楽しむ。さくらちゃんはどんどん歩いていって先行者を追い抜いて行く。久しぶりの山歩きが嬉しいのだそうだ。元気になってよかったね。

ツマトリソウがとにかく多い

コケモモもたくさん

ゴゼンタチバナも多すぎ(^_^;)
 逢ノ峰の頂上はハイカーで賑わっている。眼下の駐車場にはかなりの数の大型バスと湯釜を見に行くハイカーの列が見て取れる。さあ山頂駅へと下って行こう。さくらちゃんは人気があるねえ。歩いて行く先々で注目の的だ。おっと、こけた。

アカモノはわずか

コケモモの群落

クロマメノキもわんさか
 コマクサリフトには白根山RWから降り立った観光客が乗り継いでいる。さて我々もその脇を歩いていこう(^_^;)。花の種類は特に変わることもなく淡々と歩いて行く。遊歩道の樹木には所々名前板が付けられて学習が出来るようになっている。コメツガ、トウヒ、シラビソ、オオシラビソなど。リフトから火口までの道が一番の急登になるのかな。

中央火口が見えるようになるとコマクサの群生地

赤が濃い
 火口が見えるようになると早速コマクサの登場だ。カメラマンが三脚を立てコマクサにレンズを向けている。いい写真が撮れるかな。正面には展望所が見えている。さて有名な本白根山のコマクサをゆっくりと楽しもう。しかしすごい人出だなあ。ゆっくりとレンズを向けてもられない。そんなときアクティブさんが声をかけてくださった。しんぷる隊は初対面です。さくらちゃんは人気者だし今日はネット繋がりの日かな。

曇り空だが県境の山々まで望める
 コマクサの色は赤が強い。今まで見てきた中では一番だ。もう少し薄い色のほうが優しい感じがして好きだ。それにしても数の多さには驚くばかり。よくよく考えてみれば最盛期にコマクサを見に来るのは初めてだよな。ライフさんもこんなに咲いていた記憶はないと言っているから間違いないだろう。今日はわずかに青空が見えるくらいの曇り空だが意外と展望はいい。とはいっても墨絵状態だが県境の山々はそこそこ望める。

最高地点に向かう途中で 中央は浅間隠と鼻曲山

赤が濃いのは酸性度のせい?
 展望所は帰りに通るのでパスして遊歩道最高地点を目指す。本白根山は三角点に続く登山道(遊歩道)がないため登山者としての達成感には欠ける。砂礫帯を埋め尽くすようなコマクサの群落は見事だ。かつて盗掘され絶滅寸前にまでなったのがうそのようだ。

白色のハクサンシャクナゲ

コマクサが最盛期
 石塚さんご夫妻、さくらちゃんたちと展望と会話を楽しみコマクサにカメラを向けながら楽しく歩いて行くと最高地点へと着いた。もう少し足を延ばしてみよう。tomoさんがいつも休憩するベンチがある場所がある。そこからは万座温泉方面の展望がよい。

カメラを向ける石塚さん、はなはなさん

火口原

最高地点ではなはなさん・さくらちゃんと

最高地点を過ぎて万座温泉方面へ進むと

ここにもコマクサの群生地がある
 ベンチの前にもコマクサが咲く。万座温泉まで1時間とあるが当然行きません。すこし風が強く感じる。さて戻ってランチにしよう。

展望所を振り返る

鏡池を見下ろす
 水分摂取もほとんどないまま展望所に上りランチだ。本白根山展望所の標識の前では団体さんが記念写真を撮っている。食べ終わった後で我々も思い出の写真を撮って弓池へと向かう。弓池でも大勢のハイカーが休憩をしていた。上から見下ろすだけで先を急ぐ。

車道へと出た 

弓池が見えてきた
 相変わらず同じ花が咲く遊歩道を周回してRW山頂駅へと出る。車道を駐車場へと戻る。弓池は歩いてことがないし、はなはなさんがお気に入りらしいいので歩いてみましょう。ワタスゲがいいみたいですよ。

ワタスゲとカルガモ

弓池を一望する
 ワタスゲは数が少なくはずれ年だそうです。カルガモの親子の泳ぎがかわいらしい。周回して駐車場へと戻った。遊歩道ということもあって無理なく楽しく歩けることが出来た。石塚さんご夫妻とはここでお別れ。またどこかでお会いするんだろうな。
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