湯ノ丸山
ゆのまるやま
2101m
嬬恋村・長野県

 ネットで湯ノ丸山のレンゲツツジが見頃との情報を得た。ライフさんに相談すると平標山は無理だけど湯ノ丸ならいいと。
登山日 2013年6月23日(曇り晴れ) しんぷるライフ
行 程 自宅7:10===8:45地蔵峠9:00…リフト…9:20つつじ平…10:20▲湯ノ丸山10:55…11:25烏帽子岳分岐…11:51中分岐…12:10地蔵峠
 東御市観光協会による2013年つつじ祭が6月14日〜6月30日まで行われている。イベント日が何と今日。鹿沢温泉からの道は何か所も工事が行われていて祭を邪魔しているようだ。地蔵峠に着くと係員の指示に従って駐車場に誘導された。随分と駐車場があるんだなあ。それも満車になったようだからすごい観光客の数だ。駐車料金が無料なのは嬉しい。
ツツジ平のレンゲツツジ ツツジ平から湯ノ丸山が良く見える
 湯の丸スキー場を歩いて登っているハイカーや観光客の姿が見える。湯ノ丸山まで登る人は普通歩いて登るだろうがしんぷる隊は違う。交通機関があれば利用するのがあたりまえで無駄な体力は使わないのだ(^_^;)。そんなわけでリフト券売り場に自然と足が向く。片道券(\500、ちなみに往復券は\800)を買ってリフトで楽をする。
登山道はイワカガミばかり
 
 リフトを降りて平坦な道を歩いて行くとツツジ平の道標がある。ここから柵の中に入りレンゲツツジの群落を楽しむことになる。落花している株もあるがおおむね最盛期を迎えつつある。色鮮やかなツツジを楽しむハイカーや観光客で一杯だ。
登山道は渋滞で立ち止りが多い
山頂が近付くとコケモモが多くなる
 レンゲツツジを縫うように踏み跡を歩いて行き、頃合いを見計らって登山道へ戻る。山頂へ続く登山道はハイカーの列が出来ている。今日はイベント開催日だし一番の人出になったいるはずだ。案の定登りに入ると動きが止まる。数歩歩いては止まることの繰り返しだ。諦めて流れに乗っていくしかない。
山頂から北峰穂面を 展望に優れる烏帽子岳
 それでも徐々には進んでいるから何とか山頂に着いた。北峰は行かなくていいとライフさんが言うので烏帽子は?と訊くと予想通り、言わずもがな。それではこの山頂でお昼にしよう。烏帽子岳を眺めながらお湯を沸かす。渋滞で負荷もかけずに登ってきたのでランチは控え目にね。山頂にもコケモモとイワカガミが咲いている。

 山頂から群馬県側の展望
 何となく雲が低くなってきた。浅間山方面は雲の中で四阿山も見えない。花の時期にはもう一度歩いてみたいなあ。
烏帽子岳方面への登山道を下る 鮮やかなレンゲツツジが沢山
 ランチを済ませて烏帽子岳との鞍部に下ることにした。ピストンでは上ってくるハイカーとのすれ違いが大変そうだ。こちらを下れば他の花との出会いもあるかもしれない。浮石が多い道を注意して下る。今日はストックを使っていないからなおさらだ。ツツジ平ほどの数はないがレンゲツツジが点々と咲いている。どれも色鮮やかでハイカーの目を引いているようだ。
下山途中に烏帽子岳を仰ぐ ハクサンチドリが一株だけ
 正面に見える烏帽子岳の登山道や山頂稜線には多くのハイカーの姿が見える。今日は北アルプス方面の展望がないのにもかかわらず皆元気だ。登山道わきの花に気を使いながら下りていくがあまり種類はない。まだ少し早いのかな。ライフさんの靴の調子も悪くはなく順調に鞍部に降り立った。
カラマツの林が美しい 少しアップで
 あとは基本的に平坦な道を地蔵峠へと戻ることになる。樹林帯に入ったり抜けたり。レンゲツツジも色彩が良くて歩いていて楽しい。ツマトリソウやマイヅルソウが時折見られる。やがて中分岐に出た。今回地蔵峠に直接降りる道が新設されたようだ。レンゲツツジとカラマツの多いなかなか情緒ある道になっている。
平坦な道が続く もうすぐキャンプ場
 キャンプ場を抜け地蔵峠に降り立った。ゲレンデではツツジ祭のイベントが盛大に行われていた。特産品の販売、お楽しみ抽選会、コーヒー・紅茶・ポップコーン・野点のサービスなどが行われ、ステージでは親父バンド的な演奏が湯の丸高原に響き渡っていた。
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