赤城鈴ヶ岳 すずがたけ 1565m 前橋市 |
新坂平のレンゲツツジは6/21付で散り始めとネットに出ていた。それでは鍬柄山から見下ろしてやろうと出かけてみたが…。 |
登山日 | 2013年6月22日(曇り晴れ) | しんぷる |
行 程 | 新坂平駐車場10:24…10:48鍬柄峠…11:00△鍬柄山…11:14大タルミ…11:33▲鈴ヶ岳11:40…11:57大タルミ…12:55新坂平 |
前橋市のツツジ開花状況では「散り始め」とあったが、新坂平に着いてみるとすっかり終わりの様相だ。どうりで観光客も少ないわけだ。見頃は先週と予想していたから当たり前といえば当たり前。家を出るときは青空だったが既に日が陰り半袖では風が肌寒く感じる。 | |||||
鈴ヶ岳登山口 |
ウグイスが鳴く緑の登山道 |
ヤマツツジがわずかに残る |
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白樺牧場はレンゲツツジがほぼ終わり緑一色に包まれそうな感じ。せっかく来たのだし予定通り鈴ヶ岳まで往復してみよう。ヤマツツジはすっかり落花して木の枝に残るものは変色し濡れ落ち葉の様だ。それでも花期が長いのかまだ元気を残しているものもある。 | |||||
クサタチバナが元気に咲いている | 少しアップで | ||||
うっそうとした樹林帯を歩き姥子峠、鍬柄峠と越えていくとハルゼミがうるさい。しかし、レンゲツツジの頃にはクサタチバナも開花し、赤城山のあちらこちらを清楚な白色で飾ってくれる。いつものところにクサタチバナが咲いていた。 | |||||
鍬柄岳から赤城の峰々 |
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鍬柄岳の頂上は少し賑わっていた。パノラマ写真用に数枚写真を残していく。鍬柄岳の標高は鈴ヶ岳とあまり変わらない。山頂からの展望は鈴ヶ岳よりも鍬柄岳のほうがいいのだ。展望を楽しむだけならここで十分。ゆっくり休んで戻る手もある。新坂平のレンゲツツジは終わりだがハイカーは多い様だぞ。山頂から先は痩せ尾根で急斜面なので雨上がりだし気を付けて下りましょう。 | |||||
黒檜山頂上は雲が覆う | 荒山と鍋割山 前橋市街地が霞む | ||||
どんどん下れば開放的な大タルミに出る。ここからは急登になるがまだ疲れはない。先を行く登山者に道を譲られながらヒーコラ登っていく。元気なヤマツツジも見受けられる。でもあと数日で終わりになるのだろうなあ。いよいよ夏というわけだ。 | |||||
岩場にはロープがある |
アブラツツジが多い |
岩がゴロゴロ 隙間を縫って |
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何度か岩場を越えていくと大賑わいの鈴ヶ岳山頂に着いた。いつ来ても混んでいる頂上だ。特に展望がいいわけでもないのに何でこんなに人気があるのだろう。赤城山の知名度とコースタイムの手頃さからだろうか。わずかに開ける展望を確かめて下山だ。 | |||||
鈴ヶ岳山頂には御嶽山神社 | 子持山と小野子山方面が開ける | ||||
大タルミは解放感がある |
カラマツの林 |
鍬柄岳へ登り返す |
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山頂からは曇り空から日が射すようになってきた。しかし歩くのは樹林帯なので暑さは感じない。陽射しによって登山道から見える色彩が少し変わってきた。大タルミまでの急斜面を注意深く下る。山頂も一杯だったがまだまだ登ってくるハイカーも多い。家族連れもあり元気な子供たちに声かけをしてすれ違う。山はいいよ。好きになってほしい。 | |||||
日が当ってきた赤城の盟主 黒檜山 | 西に派生する尾根と榛名山 | ||||
急登を登り返し鍬柄岳へ着く。やはり展望はコース中一番だ。概して展望には優れない登山道だが時折開ける展望には思わず目がいってしまう。下山時にはさすがに登ってくるハイカーはいなかった。笹の張り出す登山道を戻れば人気のない新坂平に出た。 | |||||
わずかにレンゲツツジ |
下山道でも |
観光客の少ない新坂平 |