天狗岩
てんぐいわ
1234m
上野村

 笠丸山のアカヤシオは大変残念な結果に終わってしまったのでもうひと山登ってみた。西上州のアカヤシオは天狗岩を最後にすることが多い。
登山日 2012年5月5日(晴れ) しんぷるライフ、石塚さん
行 程 登山口(11:25)…天狗岩(12:05-45)…避難小屋(13:28)…登山口(13:45)
 笠丸山から車を走らせて天狗岩登山口に着くと石塚さんは既に準備を終えていた。路駐スペースも苦しいので駐車場へ行ってみると運よく帰りの車が出て行った。日焼け止めを追加塗布しておきましょう。ライフさんが先頭で歩き始めます。嫌な予感がする^^;。すれ違う登山者が多いなあ。余り表情はさえない。「上のアカヤシオはどうですか?」「少ないですね。」やはり天狗岩も駄目なのだろうか。

大賑わいの天狗岩登山口

沢沿いを歩く
 足元はネコノメソウ、エイザンスミレ、ニリンソウの姿が見える。ハシリドコロもありますね。こちらは笠丸山と違って家族連れが多いようだ。こちらも新緑が大変いいですねえ。先にどうぞと石塚さんが順番を譲る。それではライフさんのすぐ後ろを歩きましょう。ペースが速い。まあこれはいつものことだが、我慢して離れずについていきましょう。ゼエゼエ、ハアハア苦しい。山頂まで600mを切ったところで文句を言って先頭を代わる。ライフさん「全然平気だけど…。」羨ましいですな(^_^;)。

天狗岩の頂上  アカヤシオが非常に少ない

烏帽子岩も色が薄い
 わずかに離れて石塚さんも付いてくる。しんぷるは先ほどまでのハイペースがたたってバテ寸前だ。やはりライフさんを前に歩かせてはいかん。烏帽子岳への分岐を横目にして息絶え絶えに天狗岩の頂上に着いた。やれやれホッと一息だ。展望台方面へと足を運ぶ。やはりアカヤシオは少ない。少し早いことを考慮しても花芽が少ないことは確かなようだ。今年が最低ではないだろうか。

四つ叉山・鹿岳 その遠景に妙義山

アカヤシオも少しはある
 山頂では家族連れが賑やかに食事をしている。我々も腰をおろして空腹を満たそう。シラケ山の頂上にも人影が見えるが、やはりアカヤシオの色は薄い。烏帽子岳へと向かう稜線も同様だ。今年の西上州ははずれ年だね。登山者の一人が「ニリンソウ群生地付近から左の馬の背に立つとアカヤシオが素晴らしいですよ。」と言うので寄ってみることになった。群生地方面に下っていくと、さくひろさんじゃないですか。HPについて尋ねたところ、残念ながら開設はしていないとのこと。しんぷるも掲示板を閉じているのでカキコもしてもらえませんねえ。石塚さんと3人で山の話で盛り上がります。いつまでも話は尽きそうにありませんが立ち止まっているわけにもいかないしね。互いの無事を言い合って別れを告げます。千葉からの日帰り大変だよね。

ニリンソウ群生地から左の岩場に上がって見る天狗岩

ヤマブキソウが咲いていた
 ニリンソウ群生地も花数は多くない。岩場へと足を延ばしてみますが大したことはありませんでした。ヒカゲツツジの良い株を一つ目にした程度でした。これからは袈裟丸山そして赤城山だ。楽しみはまだまだ沢山ある。チャカチャカ下っていくと黄色い花が目に留まりました。ヤマブキソウです。往路では3人とも気がつかなかったからその後に咲いたのかもしれません。最後にささやかなご褒美がありました。登山口では再会を約束して帰路に着きました。

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