六万騎山
ろくまんきやま
321m
新潟県南魚沼市

 六万騎山は八海山から派生する尾根が魚野川へと至る尾根端に位置する半独立峰である。地蔵尊から標高差180mほどで山頂にはカタクリの群生地があり春には桜との競演が見事だという。
登山日 2012年4月29日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 地蔵尊9:10…9:20地蔵坂…9:45▲六万騎山…10:07庚申塔・水場
 谷川岳の雪解けが急速に進んできた。マナイタグラの雪はすっかりと落ち黒い地肌をさらしている。いつの間にかゴールデンウィークGWに入って陽気も良くなっている。娘の里帰り出産と初孫の誕生で、山歩きはしばらく休んでいたが活動開始だ。3か月近くも歩いていないのだから先ずは足慣らしだなあ。西上州のアカヤシオも気になるがGW後半でいいだろう。低山でも雪が残る新潟方面に車を走らせた。お気に入りの坂戸山はまだ少し早いとの情報がある。近くに六万騎山というのがあるのでMAPで目星をつけて尋ねてみた。

麓の地蔵尊

石仏が並んでいる

トキワイカリソウ
 麓の地蔵尊の階段の登り口に「六万騎山ウォーキングMAP」が置かれていた。早速一部を手にとって歩き始める。桜とカタクリ群落がある山頂まで、0.5km25分、庚申塔のある登山口からは0.7km30分とある。まあ1時間足らずの歩きだなあ。足慣らしにもならないかも。足元にはカタクリの群落があるが既に時期を過ぎているような…。地蔵尊から石仏の前を通って登山道へと入る。登山道に人口丸太が山頂まで敷かれているようだ。山全体がカタクリで一杯という触れ込みだが必ずしもそうではないぞ。

地蔵坂の急な上り


山頂から雪解けの始まった巻機山を望む
 ダラダラと歩いていくと地蔵が置かれ、近くの杉の木に「地蔵坂」と書かれた札が付けられている。坂を見ると急登だ。ゆっくりと歩いていこう。すれ違う登山者も少なくはない。皆お気軽な支度である。我々はしんぷるが腰ポーチ、ライフさんがザックを背負っている。大事なお弁当と水分が入っているのだ。息を切らすこともなく上っていくがライフさんはいつもの勢いがない。やはり昨日の十二ヶ岳と嵩山の山行きが効いているのだろうか。道にはスミレやイカリソウが多い。途中のカタクリは既に終わってしまっている株がほとんどだ。

山頂の桜

カタクリさん
 やがて賑やかな声が聞こえてくると山頂手前の小さなピークに出る。桜の木とカタクリの群落があり写真家たちが大きな一眼レフをカタクリに向けている。良い一枚が取れるかな。我々は記念写真を撮ってもらって山頂へと向かう。一旦小さく下って上り返すと三角点が置かれた六万騎山の頂上に立つ。

山頂
321m三角点が置かれている

山ザクラと巻機山
 八海山は立木の隙間から見えるが展望は必ずしも良くない。南魚沼の広々とした平野を見下ろすと、その先には巻機山がどっしりと鎮座している。錦秋に染まる巻機山も味わってみたいものだ。いろいろと思い巡らせてみてはいるもののなかなか現実にならないもどかしさはある。足るを知るか。

山頂から谷川連峰を望む
眼下には南魚沼平野の広い水田地帯が広がる

山頂の広場

イワウチワも顔を見せる

庚申塔がある こちらに駐車場
 桜とカタクリを堪能して下山へと入る。下りも急ですなあ。庚申塔へのみちにはイカリソウが多い多い。色鮮やかなものはトキワイカリソウだとか。日蔭にはイワウチワが隠れるように北斜面に咲いている。カタクリと違って花弁をまっすぐ上に向けて堂々としたものです。あっという間に庚申塔登山口に降りてしまった。駐車位置まではわずかな道のり。これくらいなら楽チンだ。少々消化不良なので坂戸山へ偵察に行ってみましょう。

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