子持山 こもちやま 1296m 沼田市・渋川市 |
子持山は今年、子持神社側から登っていない。山頂には一等三角点が置かれ、沼田市街や河岸段丘が一望できる。 |
登山日 | 2011年12月5日(晴れ) | しんぷる |
行 程 | 7号橋駐車場11:30…11:35登山口…11:40円珠姫歌碑…11:50屏風岩11:55…尾根通り…12:33峠(一般道合流)…柳木ヶ峰13:02… 13:17▲子持山13:40…14:05大タルミ…14:35登山口…14:407号橋駐車場 |
今年は旧子持神社側から子持山に登っていない。どうやら屏風岩から尾根コースがあるあるとのことなので歩いてみよう。早速、7号橋へと向かう。奥の院脇の立派な登山口から歩き始める。11/18熊の親子が目撃されたとかで注意書きがある。登山者の数も少ないようだし熊避けの鈴を鳴らして行きましょう。 | |||||
7号橋先の登山口 登山道ガイドが置かれる |
滑りやすい木道から始まる |
役の行者 |
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水流が残る沢沿いの道を進むと円珠姫の歌碑がある。ここが屏風岩への分岐となっていて左は屏風岩、右は沢沿いに一般道だ。整備されたロープと赤テープを頼りに屏風岩へと進む。ここは以前に一度だけ歩いたことがあるので様子は大体わかっている。 | |||||
円珠姫の歌碑が分岐点となる |
ロープが整備されている |
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屏風岩へ上りあげる頃に尾根コースと書かれた手作りの道標があった。なるほどこれですね。先ずは屏風岩へ上ってみよう。鎖と鉄梯子を上ると細長い岩の上だ。先のほうには石碑が置かれている。振り返れば獅子岩が大きい。展望岩や反射板も見えている。 | |||||
尾根ルートへの案内 |
鎖と鉄梯子で屏風岩へ |
岩上の石碑 |
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屏風岩から獅子岩方面を眺める |
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少し戻って尾根コースへ入っていく。赤テープが切れることなく付けられている。登山道には杭が打たれ、平成22年とあるから昨年渋川市によって地籍調査がされたものだ。それは尾根コースに沿ってずっと続いている。登山道は昨日今日つけられたものではなく、以前から歩かれていたと思われ明瞭な道となっている。 | |||||
平成22年地籍調査が行われた |
尾根コース登山道 |
赤城山を遠望する |
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この道は小さなピークを何度か乗り越しながら獅子岩へ直接続いている。痩せた尾根もあるが安全に歩ける道となっている。やがて獅子岩の基部まで来ると目の前に絶壁が立ちふさがる。道は獅子岩を右に巻いて付けられ、そこにも尾根コースの道標がある。やがて道は一般コースと道を合わせ峠へと出る。ここは展望岩からの道と展望岩を巻いた道との合流地点だ。今日の目的は果たしたので、あとは惰性みたいなものだがとりあえず山頂を目指そう。 | |||||
峠に出る 一般道と合流 |
獅子岩への分岐だが… |
柳木ヶ峰 |
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飲み屋では「とりあえず生」となるように、子持山に登れば先ずは獅子岩なのだが今日は初めてのパスだ。獅子岩への分岐を横目で眺め山頂へと向かう。やれやれ急登ですなあ。柳木ヶ峰までで下ってもいいかなとも考えていたが山頂だけは踏んでおこう。2組の若者とすれ違ったが山頂には誰もいないとのことだ。 | |||||
獅子岩へと続く尾根を振り返る |
浅間と榛名山 |
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すっかり冬枯れした山頂は北風に吹かれ雪が近いことを予感させる。沼田以北は雪雲に覆われ、赤城黒檜山からさらに地蔵岳雲が延びている。富士山はオドケ山のむこうに薄っすらと姿を見せている。山頂の岩陰で腹ごしらえをして下山だ。 | |||||
一等三角点が置かれる子持山頂上 |
小野子山方面 |
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柳木ヶ峰からは大タルミ方面へと下る。大変な急斜面でとてもこちら側から登る気にはなれない。小気味よく小走りで下っていけば大タルミへと着く。道標が倒れていたので立てかけておいた。ここを下るのは家族で初めて登って以来だ。沢歩きが長く感じたが今日はどうかな。8号橋まで1.8kmとあるから1時間とかかるまい。 | |||||
大タルミ道標 倒れていた |
冬枯れた明るい山腹 |
8号橋へと続く沢沿いの道 |
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杉林の薄暗い道を行くが歩きやすい。快適に歩いていけば獅子追手の滝だ。水はない。間もなく8号橋そして登山口から7号橋駐車場へと出た。今日は短いコース取りだったがそれなりに満足だ。山はやっぱりいいいなあ。 |