裏妙義三方境 さんぽうさかい 900m 安中市松井田町 |
妙義山の紅葉も良いころではないだろうか。最後の紅葉山行を楽しむべく妙義山にやってきたが、お目当ての紅葉にはまだ少し早かったようだ。なかなかドンピシャとはいかない。 |
登山日 | 2011年11月13日(晴れ) | しんぷるライフ |
行 程 | 国民宿舎裏妙義9:25…9:35三方境入口…10:50三方境11:30…11:40女坂分岐…12:40女道入口…13:20国民宿舎 |
国民宿舎で声をかけ裏の第二駐車場へと止める。テニスコートの跡地だ。紅葉を楽しむにはまあまあの天気だ。上信越道から見た妙義山の紅葉はあまりよろしくなかったが、歩いてみれば全然違ってくるのが紅葉なのだ。 | |||||
国民宿舎裏妙義と軍艦岩 |
妙義荒船林道中木線を行くと三方境入口がある |
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国民宿舎を出て林道中木線を歩いていくと三方境入口の道標がある。わずかな急斜面を中木川に下り左岸へと渡る。まずはよく手入れのされた杉林だ。徐々に標高を稼ぎながら杉林を抜けるとモミジ、カエデなどの雑木林となる。まだ周りの木々は緑色が目立つなあ。 | |||||
中木川を渡る |
杉林を過ぎると |
モミジの林が |
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今年の紅葉は一週間程度遅れていることを考えればまだ早かったか。山頂稜線付近が見頃なのだろうか。すかさずライフさんの苦言が来る。めげずに巡視路を歩いていけばポツリポツリ紅葉が始まっているようだ。三方境まではまだ標高があるし多少は楽しめるかも。深まった紅葉も良いが始まったばかりのそれも爽やかな印象がある。 | |||||
紅葉が始まっているものもあるが |
まだまだこれからだ |
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今だ目に眩しいほどの緑や色付き始めの紅葉を楽しみながらのんびりと歩いていく。 | |||||
それでも良い所もある |
表妙義が望める |
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何回か偽稜線に騙されて90分弱の行程で目的地の三方境に着いた。すれ違ったのは長身の登山者一人だけ。三方境には男女一組の登山者が休憩をしていた。裏妙義を縦走してきて、これから谷急山に向かうと言って歩いて行った。烏帽子岩のほうから登山者が2組下りてきた。巡視路を下っていく。縦走路から比べれば退屈な下山路になるのだろうな。 | |||||
三方境 |
樹間から表表妙義 |
女道分岐 |
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三方境は風の通り道になっているので谷急山方面へ進みランチにした。帰路は女道だ。この道は裏妙義では初めて歩く。巡視路と同じような感じだろうか。破線なので少し心配だがどうだろう。 | |||||
女道の紅葉 少し紅葉している |
まだまだこれから |
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道は落葉に埋もれ明瞭ではないが道型はわかる。また道標もついている。しかし基本的には立木や岩に付けられたペンキを頼りに進むことになる。ルートを外したら大変だぞ。しばらく下ると広々と開放的な尾根の谷地へと出る。ここも紅葉が始まったばかりで非常にいい場所だ。女道と名付けられた穏やかでやさしい登山道になっている。こんな道が続くのならまた歩きたいなあ。ただ急斜面ではある。 | |||||
広々として良い雰囲気 |
上を見上げてみれば |
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道なき道を下りきると大黒乗越沢?へとぶつかる。岩に付けられたペンキを探してコース取りをする。ここまで下ると紅葉は目立つものもなく足元に注意しながらの歩きとなる。落葉に覆われた岩には細心の注意が必要だ。 | |||||
谷急沢へと下りる |
沢に沿って右に左に |
林道へと出る |
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右に左にと沢を渡る。道幅が狭く滑り落ちたら大変なところもいくつかある。鎖やロープのない女道だが、こんな所を歩くのでは広々とした紅葉の尾根を下るのも考えものになってしまう。やがて道は沢を離れ尾根へと上がっていく。平坦な道を行き急斜面を下れば女道入口だ。林道中木線には枯葉が積り地面が見えない。かつては車が入った道をのんびりと国民宿舎に戻った。 |