蓼科山 たてしなやま 2530m 北八ヶ岳 |
蓼科山は一昨年の夏に訪れているが、山頂では嫌われ者にやられ展望を得ることができなかった。今回はいい天気に恵まれ山頂からの大展望を楽しむことができた。 |
登山日 | 2011年10月29日(晴れ) | しんぷるライフ |
行 程 | 沼田IC7:25=関越道=上信越道=中部横断道=蓼科スカイライン=9:20大河原峠9:30…10:33蓼科山荘…11:00▲蓼科山12:10…12:30蓼科山荘…13:28大河原峠 |
関越自動車道から晴れているのにもかかわらず浅間山や妙義山が見えない不思議な天気だったが、上信越自動車道で長野に抜けてみれば快晴の天気は変わらず浅間山はくっきりだ。八ヶ岳は陰影となっているが天気の崩れはないようだ。ただ気温が低くないためか遠景が少し霞んでいるのが残念だ。蓼科スカイラインはなかなか快適で落葉松の樹林帯を抜けていく。黄葉は盛りを過ぎてしまってはいるが雰囲気はいい感じだ。いくつかの別荘地を抜けて大河原峠へと着いた。 | |||||
大河原峠駐車場 |
大河原峠から浅間連峰 |
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峠から見る浅間連峰の眺めは実によい。主峰から湯の丸・烏帽子まで一望だ。その左手には妙高山をはじめとする頚城山塊が見える。さあ天気が崩れないうちに山頂へ急ぎましょう。まずは蓼科山荘のある将軍平が目的地だ。登山口に立つ道標には山頂まで3.2km、将軍平まで2.4kmとある。標高差は500mあまりだ。 | |||||
前掛山への登山道 |
蓼科山が見えてくる |
蓼科山荘 |
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峠からは蓼科山は見えない。前掛山に付けられた登山道を上っていく。笹原を行く道はシラビソやコメツガなどの針葉樹林帯となっていて足元は石がゴロゴロして歩きにくい。傾斜を上り切り平坦で歩き易い道を行くと佐久市最高地点2380mの標識があった。佐久市って広いんですね。市町村合併の結果だとは思うけれどびっくりだ。なおもダラダラと下っていくと前掛山頂からの道を合わせる。そこから10分ほどで蓼科山荘へと着いた。山荘前にはそこそこの数の登山者が休憩している。休むことなく山頂を目指す。 | |||||
蓼科山荘・将軍平を見下ろす |
三角点付近で |
蓼科山頂ヒュッテ |
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山荘からは大岩が堆積した急登となる。すれ違う登山者も多いのでコース取りを工夫しながら上る。傾斜が緩むと頂上ヒュッテだ。三角点を目指す。天気がいいのでみんな笑顔で記念写真を撮っている。さあ広いゴーロの頂上大地を歩いてみよう。 | |||||
頂上大地と槍穂岳連峰 |
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まさに360度の大展望だ。予想はしてきたはずだがそれをはるかに上回る絶景なのだ。アルプスが雪を冠っていたらどんなにか素晴らしいことか。いいよな、長野県の人は。何も言うことはない。ただこの絶景を眺めていればいいのだ。 | |||||
南八ヶ岳 |
南アルプス |
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中央アルプス |
浅間連峰 |
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今日はなんと昼食を買いそびれてしまった。方位版の近くで湯を沸かしコーヒーとリンゴ、菓子で空腹を満たす。当然のことで双子池を回って帰ろうかという提案は即時却下^^;。来た道をおとなしく戻りランチを急ぐ。快晴の蓼科山に感謝。 | |||||
近景は白樺湖・霧ヶ峰 遠景は御嶽山、乗鞍岳、北アルプスへ続く |
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ゴーロの広々とした頂上大地 |
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