十二ヶ岳
じゅうにがだけ
1201m
渋川市・高山村

 10月に入り衣替えの時期を迎えた。街中を吹く風も爽やかになってきて秋の気配が漂ってきた。夏の高山歩きもそろそろ終盤を迎え、久しぶりに地元の十二ヶ岳を歩いてみた。
登山日 2011年10月1日(晴れ) しんぷる
行 程 小野子山林道登山口9:40…10:20鞍部…(男坂)…10:35十二ヶ岳10:50…(女坂)…11:30登山口
 10月に入り大陸性の高気圧が日本列島にも足を伸ばしてきた。このところの爽やかな秋の風が夏の終わりを告げているようだ。武尊か谷川と思ったが生憎雲に覆われていた。迷った挙句にここ十二ヶ岳にきめた。移動性の高気圧のためか風がやや強い。気温の下がりはあまりないので風は冷たく感じない。登山口に着くと1台の車が置かれ、そこから1組の登山者が歩きだすところだった。林道の鎖は外されていた。

林道小野子山線登山口

薄暗いヒノキ林の中を行く

林道工事が行われている
 今日は何の装備もしていない。一応ザックは持ってきたが中身はタオルと水分500mL+350mLだけ。何と軽いことか。登山口からは薄暗いヒノキ林の中を歩いていく。松ぼっくりがたくさん落ちているフワフワな道だ。先行者が道脇に分かれ何かを探している。挨拶だけして真中を通り抜けた。間もなく登山道は林道増設工事により寸断されたが、横断して登山道に戻る。そこからすぐに以前から通っている林道へと出た。距離にして数十メートルだ。この間隔で林道を敷設する必要があるのかどうか疑問に思えた。それはさておき、林道を右に進めば再び登山道へと入る。ここからは少し傾斜がきつくなり、木漏れ日がまぶしくなる。

まだまだ緑が残る

ユキザサの透き通るような赤い実

試験管ブラシのようなサラシナショウマ
 紅葉はまだまだこれからだ。北側斜面にもまだ立派な緑の葉が茂っている。それでも実りの秋が足元にはある。秋山の花は何となく忘れ去られてしまっているようだ。登山者の関心も薄れているのかもしれない。風の音が辺りを騒がせている。十二ヶ岳と中ノ岳の鞍部は風の通り道となっているから風が強いかな。台風による大きな被害もなく登山道は危険個所もない。一歩一歩ゆっくりと高度を稼ぎ鞍部に出ると、予想通り北からの風が吹き抜けていた。

二等三角点が置かれる山頂

東には中ノ岳・小野子山 さらに子持山と赤城山
 木々も風になびいている。風の音は冬の訪れが近いことを予感させる。男坂を上って山頂へと出た。休日だというのに誰もいない。展望を得るのにはまだ時期が早いせいもあるだろう。たしかに今日は谷川連峰は雲に隠れている。武尊山も前武尊は見えてはいるが、山頂部は雲の中。浅間方面もすっきりとはしない。やはり周囲の山が冠雪してから登ってみたい頂ではある。

西には浅間山・浅間隠山 鼻曲山

南には榛名山
 帰路は女坂経由だ。坂を半分くらい下ると先の登山者にバッタリ。「山頂は人が居ますか?え!誰もいない。まだ早いと思っているのかなあ。」確かに早いのかもね。山頂での風はそよ風程度だが、鞍部に戻れば相変わらず風の通り道。中ノ岳を越えて小野子山まで足を伸ばそうと思っていたが、風が気になってこのまま下山することにした。良く知った道を欲もなくのんびりと歩くのもいいものだ。

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