子持山
こもちやま
1296m
沼田市・渋川市

 子持山は子持神社方面から登るのが一般的なルートとなるが、沼田市と高山村の境である小峠からのルートが短時間で登頂できる。
登山日 2011年5月4日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 小峠(9:05)…電波塔(10:00)…▲子持山(10:15-30)…車道出会い(10:45)…小峠(11:10)
ルートマップ
 このところの遠出で少し疲れてしまった。谷川岳、武尊山はまだ雪が深くて登山対象にはならない。低山はまだ見るべきものもないのであまり気が進まないが、山の幸があるかもしれない。地元の子持山を小仏峠からの短時間ルートで歩いてみましょう。小峠から林道をしばらく行くと右脇に階段が出てくる。子持山登山道の始まりとなる。

巻道から道を合わせる

ダンコウバイの花が満開だ

電波塔が見えてくる
 階段は荒れ果ててとても歩ける状態にはないので脇をすり抜けていく。登り出して間もなく左の桧林の中に明瞭な踏跡が付いているのがわかる。その踏跡を辿ると急斜面の階段登りを回避して道を合わせることができる。緩斜面の道は展望こそないが歩くのには大変楽チンなのだ。程なく国民宿舎「プラネットわらび荘」(平成23年3月31日付廃止)から延びている舗装路に出る。これを辿ると電波塔へと出る。登山道は舗装路からすぐに山道へと入るのだが、今日は電波塔経由で山頂を目指そう。

電波塔上の広場から山頂を目指す

クマザサの道が続く

▲子持山
 道脇にはダンコウバイとキブシの黄色い花が目立つというかとにかく数が多い。足元には見るべき花もないので頭上を見上げて歩くことが多くなる。電波塔上の広場から再び山道へと入っていく。尾根道はクマザサが続き、新緑には早く明るい登山道となっている。南には獅子岩が見える。やがて小峠正規ルートからの道を合わせ、急登を一頑張りで子持山の頂上に出る。

落葉が厚く堆積する登山道

キブシも満開だ

急斜面の階段を下りる
 山頂には例によって数組の登山者が休憩をしている。山頂からの展望は春の霞と黄砂の影響もあってぼんやりと県境の山々が望める程度だ。長居は無用だ。帰路は小峠への正規ルートを下る。登山道は落葉に覆われ何となく歩き易い。膝が快調なライフさんは小走りで下っていく。付いていくのに精いっぱいだ。花にカメラを向けていると遅いと怒られる始末(泣)。もう少ししたら赤城山のツツジかな。
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