烏帽子岳・シラケ山
えぼしだけ・しらけやま
1128m・1274m
南牧村・上野村

 烏帽子岳シボッ沢登山口から登るのは久しぶりの2回目だ。前回は雪が積もる中を夢中で登ったが、今日はアカヤシオを目当ての登りとなる。今年は開花が少し遅れているようなので果たしてどうなるか。
登山日 2011年4月29日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 烏帽子岳登山口(10:00)…シボッ沢…群界尾根(10:52)…▲マル(11:04)…横道コース分岐(11:12)…▲シラケ山(12:00-30)…横道コース分岐(13:06)…▲烏帽子岳(13:20-30)…分岐点(13:50)…登山口(14:20)
ルートマップ
 三ッ岩岳の登山口に当たる竜王の里宮は今日も登山者の車で一杯だ。大仁田ダムの前を通り過ぎ烏帽子岳登山口手前の駐車場も同じように賑やかだ。アカヤシオの季節になると西上州の山は急に活気づく。春の暖かい日差しと若葉が萌えだす季節はなんとなく心躍るものがある。シボッ沢の清らかな水の流れを楽しみながら歩いていく。足元にはネコノメソウ、ハシリドコロが花を咲かせている。

シボッ沢は思いのほか明るい

ロープが垂れている

群界尾根への急登を登る
 奥には入っていくとミツバツツジの鮮やかな紫色が岩峰に映える。シボッ沢は北斜面にも当たるし薄暗い印象があったが、明るく気持ちのよい沢だ。落葉が堆積し水の中にはまりそうなところもある。今日はマルを経由せずに烏帽子岳直下の鞍部に登る予定でいたが、しっかりと付けられていた道標を見落として、前回同様に群界尾根に出てしまった。道標の位置が悪いということにしよう。

群界尾根に出る

マルへの急登

マル・分岐となっている
 マルは烏帽子岩への分岐もあるが、天狗岩へ足を延ばしてみよう。マルを下って間もなく横道コースとの分岐になる。横道は帰路に使うとして岩峰コースを行こう。途中ですれ違う登山者に天狗岩のことを尋ねると、天狗岩は咲いていないとのこと。でも途中の花はいいようなので、期待を持って稜線を行こう。

アカヤシオがお見事

シラケ山へと続く稜線から烏帽子岳を望む

稜線の岩峰

見事なアカヤシオもある
 全般的にはアカヤシオは早いようだ。マルでも蕾が多かったし、岩峰稜線でも蕾だけの木も目立つ。花芽の少ない木も多い。標高にして1100m以下が見頃なのではないかと思われる。やはり今年は少し遅れているには違いない。それでも岩峰を飾るアカヤシオの色は素晴らしいものがある。見とれて岩から滑落しないように気をつけなければ。

烏帽子岳をズームする

アカヤシオ咲く岩峰
 山と高原地図にはP1~7までのピークが書かれているがどれがどれやら。まあ気にするほどのことでもないかな。いくつかの岩峰を越えるとシラケ山へと出る。天狗岩方面を眺めてみると、なるほど、アカヤシオのピンクが見当たらない。咲き始めた木が見受けられる程度だ。ここシラケ山で終わりにしよう。展望のよい頂に腰をおろし大休憩だ。時折吹く風が心地よい。昼寝をしたくなる陽気だ。

▲烏帽子岳

烏帽子岳から西上州の山々

烏帽子岳のアカヤシオ
 帰路は横道を行くはずだったが、結局、稜線コースを戻ることになった。展望も花もいいし短時間コースなのでどちらも変わりないだろう。帰りは岩峰も慣れたもので足がどんどんと進む。ライフさんの膝も調子がいいようだ。一気に烏帽子岳の基部に出る。花芽はたくさんだが残念ながらまだ蕾で烏帽子岳を飾れない。急登をロープを頼りに登れば烏帽子岳の山頂に出る。三ッ岩岳の山頂付近はピンクに染まっている。先週より開花状況がいいようだ。
 ポツンポツンとにわか雨。ライフさんがミカンの汁を飛ばしたかと思ったがそうではなかった。その程度だから大したこともなく下山へと入る。鞍部からはシボッ沢へと急斜面を一気に下る。先行者がいるので浮石を落とさないように注意が必要だ。やや湿った急斜面をロープを頼りに下ればマルへの道と合わせる。分岐地点周辺をよく眺めてみれば道標やテープが数多く付けられている。地図には迷文字が記されていて、登りでは見落としやすいのだろう。というか道標の位置がやや分岐に入り込んだ位置にあるのだ。少し手前に必要かなとの意見だ。次は気をつけよう。

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