小野子山
おのこやま
1208m
渋川市・高山村

 小野子三山では十二ヶ岳が最も展望に優れるが小野子山も捨てたものではない。三山の名を冠す盟主なのだから。十二ヶ岳ばかりでは面白くないので、雪を覚悟で歩いてみよう。
登山日 2011年2月22日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 赤芝登山口(9:50)…▲小野子山(11:10-50)…登山口(12:45)   ルートマップ
 冬来りなば春遠からじ。いつの間にか季節は春へ春へと向かっているようだ。暖かい陽だまりハイクを目当てに遠征ばかりでは疲れるような気がする。地元の山は雪はあるが登ってはおきたい。雪上歩きが嫌いなライフさんだが、たまにはどう?と誘ってみると、すんなりと良いお返事が返ってきた。雪山歩きは疲れるとのことなので短時間コースだ。赤城山も考えたがライフさんには久しぶりとなる小野子山に決定。

赤芝登山口のコース案内図

尾根端に出る

谷川連峰が見えてくる
 最短コースの赤芝登山口からの上りだ。登山口には平日にもかかわらず数台の車が止められている。天気も良いし期待に胸を膨らませて上っていくのだろう。雪は少ないと予想していたのだが、登山口から雪上歩きとなる。アイゼンは別の車の中。ストックだけで何とかなるかな?林道歩きを終え、いよいよ登山道となる。ライフさんはいつもの調子と違う。やはり雪上歩きは苦手なようだ。

北斜面は積雪量もそこそこ

稜線はこんな感じ

唐松林では積雪量は少ない
 ひょっとしてザックの中にアイゼンを入れておいたかも。探してみると一つ入っていました!(^^)!。やれやれ。さっそく取り出して装着してもらう。これで大丈夫だろう。うっそうとした桧林を抜けると明るい雑木林だ。尾根端に出ると展望が開けてくる。谷川連峰が素晴らしい。姉ツツジ方面を右手に分けひたすら稜線を目指す。風もなく適温だ。稜線に出て見えるのは中ノ岳で、小野子山の頂上は見えてこない。山頂まできつい傾斜はないので雪上歩きを楽しみましょう。
 
上信国境の山々を望む

谷川連峰が輝いている

武尊山とその左には至仏山
 やがて見慣れた山頂が見えてくる。山頂には渋川市で立てた新しい標注が南を向いていた。傍らに腰をおろし上信国境の山々を眺めながらランチとした。湯の丸山と四阿山との間の鳥居峠の先には北アルプス槍ヶ岳と穂高連峰が望める。南に目をやれば蓼科山から赤岳までの八ヶ岳がぼんやりと浮かんでいる。蓼科山はガスで全く展望を楽しめなかったので、近いうちに行ってみようということになった。
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