岩櫃山
いわびつやま
802m
東吾妻町

岩櫃山に初めて登ったのは密岩コースだ。まだ小学生だった子供達を連れての登りだった。その後数回、紅葉の時期に登っているが、尾根コースが主流となっていた。久しぶりに密岩コースの鎖や岩を味わってみよう。
登山日 2010年11月14日(曇り) しんぷる
行 程 古谷集会所(10:50)…密岩登山口(11:05)…尾根鞍部(11:25)…天狗のかけ橋(11:30)…鷹ノ巣遺跡(11:36-41)…岩櫃山頂上(11:47-57)…9合目(12:00-50)…天狗の蹴上げ岩(12:58)…尾根通り・赤岩通り分岐(12:59)…潜竜院跡(13:25)…古谷集会所(12:36)
 今日は黄砂が降るとのことで展望を期待せず、紅葉を楽しみに岩櫃山に来てみた。コースは上りに蜜岩コースとし、下りには旧赤岩コースを選ぶ。密岩登山口まで車で入ると、団体が登り始めているところだ。帰りを考えて、古谷集会所付近まで車を戻し、路肩駐車をして歩きだす。

歩きだすと石燈篭と道標

登山道一部閉鎖のお知らせだ

蜜岩通り登山口 短い杉林
 赤岩コースが閉鎖されてもうだいぶ経つような気がする。歩きだして間もなく登山道周辺案内板があったので念のために確認しておこう。これから登る岩櫃山は岩肌をむき出しにして屹立している。麓は茶色が目立つ紅葉だ。薄日が差しているようないないような天気なので鮮やかさはない。

案内板が途中にある <吾妻町は現在、東吾妻町となっている。HPに登山案内がある>
 古谷貯水施設の前を抜け密岩登山口に向かう。クマ注意に付き、ザックの鈴をセットする。団体も歩いていることだし心配はいらないとは思う。上り始めは杉林だ。短時間で抜けると紅葉の広葉樹林帯となる。登山道は以前より整備されている。さっそく女性4人組が降りてくる。密岩コースは下りに使うのでは大変な気がするが、熟練ハイカーなのだろう。挨拶だけ交わして紅葉の急登を行く。

紅葉が見事だ

整備された登山道

紅黄緑が揃っている
 急斜面過ぎて息が切れる。まあ、短時間コースだし紅葉も楽しみながらゆっくりと歩いていこう。紅葉は、下から見上げた感じと違ってなかなかのものだしね。所々出てくる鎖を手繰っていく。



 短い梯子を上ると尾根鞍部に着く。まったく風がない。尾根道を行くと天狗のかけ橋に出る。今までは迂回路を行っていたが、今日は橋を歩いてみよう。最初に来た時にビビって渡れなかった記憶がある。

尾根鞍部への梯子

尾根鞍部

←天狗のかけ橋   迂回路→ 
 わずかな距離だが落ちればただではすまない。尻がむずむずしてくる。這いつくばっていけば大丈夫だろうが、なんかなあ。2、3歩で渡れるし大きくバランスを崩さなければ大丈夫だろう。ササっと難なく渡る。渡り終われば余裕です。さあ迂回路と合流して5m程の鎖場だ。ここも少し緊張するが、鎖さえ離さなければ大丈夫。さらにいくつか難所を抜ければ山頂基部に着く。団体さんが上るところだが、先にどうぞと譲ってくれた。

天狗のかけ橋 短いが腰が引ける

かけ橋を渡り終えるとホッとする間もなく

岩場に鎖が
 山頂への鎖は毎回上っているのでお手の物だ。あまり天気がいいわけではないが、思ったほど悪くはなく、谷川方面、武尊山、日光白根山、浅間山、四阿山、浅間山なども墨絵のようではあるがはっきりと見えている。黄砂の影響は少ないようだ。団体が上ってきたところで、9合目の岩場に移動だ。ゆっくりとくつろぐなら9合目だろう。

山頂からの薬師岳と吾妻山

榛名山

山頂から9合目を眺める

9合目から山頂を眺める
 9合目で腰をおろし、山頂方面を眺めながらの昼食だ。山頂の鎖を上り下りする登山者を見ているだけで楽しいものがある。蜜岩コースから2組目の団体さんが上ってきているのも見える。紅葉の時期は大賑わいの岩櫃山だ。全く風がなく登山者の声だけが山に響く。

旧赤岩通り分岐

落葉の道が続く

黄色が目立ち始める
 さあ、団体さんが押し寄せてきたところで山を下ろう。8合目の鎖を下りて、天狗の蹴上げ岩から尾根コースに入る。わずかで赤岩コースへの分岐だ。黄葉が素晴らしい。足元には色付いた落葉がふわふわと心地よい。閉鎖された赤岩コースの前を通り、旧赤岩コースへと入る。密岩コースと全く異なり、広葉樹林の山腹をまったりとした気分で歩ける、素敵な登山道だ。黄葉を大いに楽しむのならば尾根コースから旧赤岩コースがお勧めだ。

落葉が堆積した登山道

旧赤岩通りを下り終えての岩櫃山

赤岩通りは落石で通行止めになっている
 落葉を踏みしめながら下っていけば、やがて登山口に降りる。平地を歩いて行くと石垣が積まれた潜竜院跡にでる。そこが赤岩通り登山口となっているが、残念ながら閉鎖されている。間もなく集落に入ると集会所は近い。
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