雨飾山 あまかざりやま 1963m 頸城 (長野県) |
雨飾山は紅葉が素晴らしいそうだ。また山頂はガスに巻かれることが多く、展望に恵まれれば幸運だという。山頂からの展望は素晴らしく北アルプス、頸城山塊そして日本海が望める。 |
登山日 | 2010年10月16(晴れ) | しんぷるライフ |
行 程 | 沼田IC(2:55)=糸魚川IC=雨飾高原キャンプ場(6:10-7:20)…道標2/11(7:35)…ブナ平(8:07)…荒菅沢(8:40)…笹平(9:50)…雨飾山頂上(10:15-11:10)…笹平(11:35-40)…荒菅沢(12:18-30)…道標2/11(13:30)…登山口(13:50) |
朝6時の雨飾高原キャンプ場駐車場は満車で路上駐車が許可されていた。登山者が続々と歩きだす。少し仮眠をしてから歩きだすことにした。天気は上々、紅葉もよさそうだ。休憩舎脇の登山口から入っていく。入口には立派な登山道案内図が置かれている。そのイラスト画はどこかで見たことがあるような…。さあ、登山道はいきなり川に下っていく。木道が設置された湿地帯を行く。道標2/11から本格的な登山道となる。 | |||
キャンプ場登山口 |
紅葉が見事な登山道 |
ブナ平 休憩にちょうどいい |
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粘土質の登山道は滑りやすいがよく整備されている。急登の道を行く。4/11を過ぎると傾斜も緩みブナ平にでる。一服するにはいい場所だ。高度を上げるにつれブナが黄葉してくる。ちょうど見ごろだ。 | |||
400m毎に写真のような標識がある 全行程4,400mだ |
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傾斜の緩んだ道を行くとやや下りに差し掛かると、突然、目の前に岩峰群が現れる。これは素晴らしいと写真に残す。ちょうどこのあたりが中間地点になる。眼下には荒菅沢と登山者が見える。滑らないように気をつけて降りよう。 | |||
登山道屈指のビューポイントから定番の一枚 布団菱岩峰群 |
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荒菅沢からの展望も良い。沢を渡り対岸の尾根道に取りつく。ここからは再び急登になる。ゆっくりと登って行こう。 | |||
荒菅沢から見上げる雨飾山 |
ブナの紅葉が輝く |
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稜線に出れば荒菅沢を挟んだ岩峰群を眺めながらの歩きとなる。やがて森林限界を過ぎると展望が開けてくる。 | |||
紅葉も素晴らしいが、豪雪地帯で雪が多いため高山植物も豊富な山でもある。荒菅沢に雪渓が残る頃に登れば豊富な花に出会えることだろう。その頃にまた来てみたいが遠いんだよな。 | |||
ガレ場に入る ここを越えれば笹平 |
ガレ場から振り返る |
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ガレ場を多くの登山者が登っていく。おや、上空には白いものが…厄介者がやってきたぞ。振り返れば茶色が濃いが全山紅葉に染まっている感じ。 | |||
もうすぐ笹平 雨飾山頂が見える |
ガスに隠れそうな頂上 |
荒菅沢を見下ろす |
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笹平まで来ると、いよいよ厄介ものが上がってくる。新潟方面の天気予報は良くないことから、日本海は望めまい。北アルプス方面は期待が残るが…。荒菅沢を見下ろし、山頂への最後の登りになるとすっかり厄介者に覆われてしまった。いやあ、残念。楽しみにしていた山頂からの大展望はお預けとなってしまった。最後の登りは渋滞気味。交互通行も必要だ。 | |||
山頂南峰 青空はあるがガスが濃く視界不良 |
笹平から山頂方面だがガスで見えない |
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三角点が置かれ山頂標識のある南峰で記念写真を1枚。北峰には4体の石仏と祠が置かれている。風もなく居眠りが出そうなほど温かく穏やかな山頂だ。1時間ほど粘ってみたが、途中から厄介者がますます元気になってきたので、展望は諦めて下山することにした。新潟方面から登ってくる登山者は少ないようだ。来た道を戻り、村営雨飾荘で汗を流した。 |