山の道具1
2009年11月15日(日)


 山歩きの道具といえば先ずは靴だろう。山歩きを始めた頃、谷川岳天神尾根を登るにはどの程度の装備が必要なのか友人に尋ねた。先ずは靴底がある程度堅いものを選ぶように、そしてGT-HAWKINSあたりが値段も手頃で十分とのアドバイスをもらった。

 早速、近くの靴流通店に出かけてみると、同じデザインだが配色の違うものが3種類置かれていた。その中で気に入ったものを一つだけ購入した。数回の山歩きを経て妻のものを、さらに子供も一緒に歩くようになると子供の物も買いそろえた。GTが良かったからではなく、歩いていて特に不具合を感じなかったからだ。ほかの立派?な山靴は履いたことがないのだから比較のしようもなかった。

 履き続けて5年程して、新しい登山靴を購入した。その後も何回か履いてはいたが、3足目を買うに当たってついに引退となった。処分するには惜しいので、今でも大事にとってある。一番の思いでは2001年11月の武尊山だ。前夜の初雪でうっすらと積雪した登山道を歩いてきた後でGTを脱ぐと、ぐっしょりと濡れた靴下から湯気が上がってきた。不思議と冷たくはなくむしろ暖かいくらいだったのが不思議だ。その時のふやけた足を今でも覚えている。

 そして今日は眼鏡の引退となる。この眼鏡は使い始めて20年以上になるかな。フレームの塗装落ちも何度か塗り直してもらって使い続けてきたものなのだ。ここ5年ほどは日常生活で使うことはない。レンズはブラウンの調光レンズでアウトドア向けになっている。わたしの山歩きには欠かせない眼鏡だった。最近流行のデザインからはほど遠い型ではあるが愛着のある一品なのだ。ところが近視の進行そして老眼も入ってきたのか(笑い)、焦点がはっきりとしなくなってきてしまった。これも処分することのできない大切な宝物。

そこで新調することにしたのだ。さて、次からは新しい眼鏡が活躍することになるのだが、果たして長持ちしてくれるだろうか。今回も調光レンズにこだわってみたが色はグレイにしてみた。妻は似合うと言ってくれてはいるが子供たちの評価も少し気になるところ。山歩きを続けていく中でいくつかの「思い出の道具」が生まれてくるのだろう。

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