子持山 こもちやま 1296m 沼田市・渋川市 |
登山日 | 2009年11月1日(晴れ) | しんぷるライフ、IT、KM |
行 程 | 7号橋奥ノ院(8:50)…屏風岩分岐(9:00)…尾根道標(9:30)…獅子岩(9:45-10:00)…柳ヶ峰(10:30)…子持山頂上(10:45-11:42)…柳ヶ峰(12:00)…オオタルミ(12:18)…浅間山(12:50)…子持神社分岐(13:08)…5号橋(13:45) |
すっかり秋も深まってきたが、今年の秋は暖かい日が続いている。紅葉は日に日に里へと下りてきているが、まだ山でも充分楽しめるはずだ。何処へ行くか迷うが近くの子持山とした。久しぶりに7号橋から歩くことにする。狐の案内で登山道ガイドを頂いてザックに仕舞っているうちに女性陣はさっさと歩いていってしまった。微笑ましい登山口を入るとすぐに木道となる。以前からそうだったけなあ、記憶にないぞ。 | ||
7号橋駐車場からすぐに登山口となる |
登山口からは木道が設置されている |
役の行者像付近から屏風岩を見上げてみる |
屏風岩への分岐道標に円珠姫の歌碑がある。7号橋から歩くのであれば屏風岩を登っておきたいところなのだが、先陣は躊躇なく通り過ぎていってしまった(^^;) 諦めて後を追う。沢歩きが終わると杉の林となる。杉林を抜けると明るい雑木林だ。紅葉にはまだ早くて緑の葉が目立つ。ジグザグとアキレス腱を伸ばしながら急登を行くと尾根へと出る。やれやれ一息だ。 | ||
沢歩きが終わると杉の林になる |
獅子岩への鎖場だ |
獅子岩で記念写真なのだ |
さらに急登を行くと獅子岩への分岐に出る。ここには数多くのザックがデポされていた。初めて子持山に来た人達だろうか?胸突きの急登を登っていけば獅子岩の基部だ。梯子を一上りで獅子岩の上に立つ。いつ来ても登山者が居ないことがない獅子岩である。 | ||
子持山頂上 |
浅間山方面だ 遠景は榛名山 |
子持山山塊を撮るが… |
獅子岩からの展望は素晴らしいが、今日は気温が高いせいか遠望は利かない。もう少し空気が締まってからが良いかな。 | ||
柳ヶ峰は明るいピークだ |
歩いてきた尾根は大蛇がうねるように見える |
再び浅間山方面 遠くに見えるけど |
いくつかのアップダウンを繰り返して尾根を行けば明るい柳ヶ峰の上に立つ。帰りはここから浅間山方面に下る予定だ。 | ||
岩の右をロープを頼りに巻いていくと |
南北に長細い頂上に出る |
左の写真の岩上から見る赤城山方面 |
ロープ付きの岩場を過ぎれば頂上は近い。山頂からはうっすらと谷川岳、武尊山、皇海山・袈裟丸連峰を見ることが出来た。さすがに小野子山は近いな。 | ||
オオタルミに下る登山道での紅葉 |
長いロープを下ればオオタルミは近い |
紅は一際目立つ |
柳ヶ峰からオオタルミへは急な斜面となる。落ち葉に隠れた小石に乗ればズルッと足を滑らせ転けそうになるので注意、注意。南向きの斜面は明るく気持ちが良い。そして紅葉が見事ではないですか。秋の光を一杯に浴びて赤や黄色に色付いたモミジやカエデが実に素晴らしい。 | ||
登山道は緑や赤や黄色に染まる |
美しい紅葉だ |
落葉を踏みしめて浅間山への道を行く |
紅葉を目に焼き付けながら落葉の堆積する道をサクサクと歩いて行く。吹く風は温暖かく少し気持ち悪い。にじむ汗を拭きながら浅間山を目指すのだ。刻々と変化していく獅子岩を樹間から見ながら歩くのも楽しい。 | ||
色が残る落葉 |
浅間山頂上(1088m) |
下山道から子持山を望む 獅子岩が目立つ |
浅間山からの展望はあまり優れないが西側は開けている。浅間山から5号橋への下りもまた急である。紅葉の雑木林を過ぎると檜の植林帯となる。雑木林と植林帯の境界を登山道は続いている。やがて眼下に堤防が見えると林道へと降り立つ。5号橋駐車場から舗装路を7号橋へと戻った。 |