赤城見晴山
みはらしやま
1458m
前橋市
見晴山頂道標
登山日 2009年10月17日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 登山口(10:35)…展望台(10:40)…見晴山頂上(10:42-47)…登山口(10:56)
 赤城大沼周辺の紅葉は盛りを過ぎ茶色が目立っている。薄日が射していた北面とはうってかわって、大沼の湖面には鳥居峠方面から流れ込むガスに覆われ、外輪山の姿は全く見えない。こんな状態で赤城山の秘峰見晴山へ登れるのだろうか。しかし登山口に着くとそんな心配はよそに青空が見えている。地蔵岳はガスの中で多少の不安は残るが歩きだそう。

登山口 遙かに展望台が見える 

丸太階段が延々と続く

展望台脇の道標
 登山口の駐車場には既に一台の車が止められている。我々も急ごう。登山口には立派な道標があり、そこからは遙か彼方に展望台が見える。目を西に向ければ鍬柄山が白樺牧場の向こうに大きくそびえている。登山道は良く整備され大変歩きやすい。しかし迷いやすいのだろうか、道脇のツツジの低木には青紐が途切れることなく結ばれている。丸太階段に助けられてようやく展望台に着いた。

展望台から見下ろす  

山頂先の道標

咲き残るアザミ
 そこで一息ついて大展望を楽しむ。そこには山頂を指し示す道標が立てられていた。先行した登山者は登頂は無理と見て下山を始めたようだ。展望台から先は丸太階段はなくなっている。道はいくつか分岐をしていて大変迷いやすそうだ。しかし牧場の柵が打たれているのでそれに沿って進むことにした。眼下には牧場の牛舎と思われる建物が見下ろせる。咲き残るアザミの花に慰められながら山頂を目指す。冬枯れを始めた白樺が青空に映える。

遙かにススキと鍬柄山を望む 

山頂付近の白樺の木

ようやく地蔵岳が顔を出す
 傾斜がなくなると山頂道標の立つ見晴山の頂上に出た。先方に見えるのは出張山だろうか。山頂から先にも登山道は続いている。少し進んでみると道標がある。これより先は危険と見て引き返すことにした。やっとの思いで登山口に着くと、ガスが晴れ地蔵岳が姿を現した。レンゲツツジが咲く頃も楽しめるに違いない。
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