剱岳
つるぎだけ
2999m
北アルプス
別山から
登山日 2009年8月16日(晴れ) しんぷるライフ、息子
行 程 1日目:立山
室堂(6:50-7:10)…一ノ越(7:55-8:15)…雄山(9:00-10)…大汝山(9:35-45)…富士ノ折立(10:00-10)…真砂岳(10:50)…別山(11:40-12:35)…剱沢小屋分岐(12:45)…剱沢キャンプ場(13:25)…剣山荘(14:00)
2日目
剣山荘(4:00)…一服剱(4:25)…前剱(5:15)…前剱の門(5:35)…平蔵の頭(5:50)…平蔵のコル(6:00)…剱岳山頂(6:35-700)…平蔵のコル(7:35)…前剱(8:10)…一服剱(8:50)…剣山荘(9:15-9:55)…クロユリのコル(10:05)…剱御前小舎(11:05-12:25)…雷鳥沢キャンプ場(13:20)…地獄谷標柱(13:40)…ミクリガ池(13:53)…室堂ターミナル(14:00)
■剣山荘から前剱
 4時起床、4時半出発の予定でいたのだが同室のハイカーが3時頃から騒ぎ出すので流れに乗ってしまった。山小屋はゆったりと過ごすことが出来て非常に快適だった。ヘッドランプを付け歩き出す。一服剱を目指す登山者の数は決して多くはない。この分で行けば鎖場での渋滞は避けられそうだ。もっとも昨夜の宿泊客の数からしてひどい渋滞にはなりそうもない。前日、今日と絶好の天気にも恵まれて何という幸運だろう。一服剱で団体を追い抜く。周囲はまだ暗くひたすら歩くしかない。一服剱からは前剱が立ちはだかり本峰は見えない。前剱山頂へ向けて壁のような急登を登る。そこで日の出を迎えた。ようやく辺りの景色が見え始める。

剣山荘脇の道標

前剱への登り

前剱頂上から日の出 五竜岳の右
■前剱から剱岳山頂
 前剱から核心部になる。小さなピークを登ったり下りたり巻いてみたりと忙しい。登山道は良く整備され不安が生じることはない。十分に展望を楽しみながら岩場を楽しむ。前剱ノ門、平蔵ノ頭、平蔵のコルと過ぎてカニのタテバイだが、どの登山者もためらうことなく淡々と鎖に取り付いている。タテバイを過ぎ更にガレ場を登っていくと早月尾根への分岐を左に分け、待望の剱岳山頂に着いた。山頂は広く安心できる場所だ。

別山、その奥に立山が覗く

前剱ノ門

朝日にまぶしい剱岳

南側には薬師岳・黒部五郎岳・笠ヶ岳など

平蔵ノ頭への登り

険しい岩場が続く
平蔵ノコルにて振り返る

歩いてきた登山道を振り返る

小さいピークを巻いて進む

カニのタテバイ

カニのタテバイを前に別山尾根を振り返る

カニのタテバイを通過してヨコバイ直下

核心部には番号の書かれたプレートが設置されて登山道・下山道が明確に分けられている

タテバイを過ぎて山頂を目指す

早月尾根

三ノ窓方面
■剱岳山頂
 記念写真を撮ってから朝食弁当を頂いた。ザックは一つだけ交代で担いで残りは山小屋に置いてきた。中身は食料程度ですんでいる。これも快晴であるが故の賜だ。肌寒い山頂には続々と登山者が登ってくる。そうなると下りの混雑が心配になる。一通りの展望を楽しんだ後で早々に退散することにした。

山頂から別山尾根

剱岳山頂にて

険しい岩峰が続く小窓尾根

八峰方面

山頂からから別山尾根、立山

別山尾根を下る
■剱岳山頂から剣山荘
 ガレ場を下りカニのヨコバイまで来る。鎖場は岩棚となっていて全く問題ない。岩棚を過ぎると梯子さらに鎖場が続くが特に危険と言うことはない。最後にはトイレがある。平蔵のコルで道を合わせると上りと同じコースを辿る。前剱の門からは再び道を分け前剱を西側から巻いていくようになる。岩の連続である。武蔵のコルまで急峻な下りである。コルから見上げれば壁のようである。

登山道にて

カニのヨコバイ

ヨコバイから垂直のハシゴと続く

余裕を見せるライフさん

鎖場が続く

20mの一枚岩の鎖場
上り下りと別ルートになる

下りは前剱の西を巻く

大日岳方面

核心部を過ぎホッと一息
 武蔵のコルから登り上げると一服剱だ。往路では暗くて展望が利かなかったが前剱の眺めが良い。見下ろせば剣山荘の赤い屋根が目立つ。やれやれ。荷物をまとめ別山乗越を目指そう。剱岳への往復はあまり緊張を強いられることはなく楽しいものだった。妙義山を経験していればラクチンだ。 

立山遠望

剱岳を振り返る

一服剱

一服剱から前剱を望む

一服剱から剱御前と剣山荘遠望

コバイケイソウ
■剣山荘から別山乗越
 クロユリのコルへの登りは花が多い。岩から解放され今までの歩きとひと味違う。コルからの剱岳も見事だ。剱御前の山腹を別山乗越を目指しのんびりと歩いていく。名残惜しくて振り返りながら歩く。乗越を過ぎればこの景色ともお別れになる。変化に富んだ道を行くと剱御前小舎に出た。予定より大分早い時間なので宿泊をキャンセルして下山することにした。休憩室を借りてゆっくりと昼食時間を取った。

クロユリのコルを見上げる

クロユリのコルから剱岳

五竜・鹿島槍を望む

剣岳と剣山荘

剱御前東斜面に残る雪渓

剱岳

別山北綾と後立山連峰

剱御前小舎

室堂平を見下ろす
■別山乗越から室堂ターミナル
 室堂平から立山を望むと早朝は逆光で駄目だ。午後になるとガスが出てきて隠れてしまう。雷鳥平にはガスが出ているが早く下れば立山が拝めそうだ。少々ゆっくりしすぎたかなと思いながら足早に雷鳥坂を下っていく。この二日間、雷鳥の声は何度か聞いたが残念ながら目には出来なかった。何とか立山を正面近くから眺めることが出来てホッとした。
 雷鳥沢を渡るとキャンプ場。ここからは観光地なのだろう、石畳の遊歩道が整備されている。地獄谷を巡り石段を登ってミクリガ池を見物。この石段が一番応えた。室堂平に戻り玉殿湧水をペットボトルに詰め込んで高原バスに乗り込んだ。思い出に残る充実した二日間となった。

立山

真砂岳と立山

雷鳥沢

雷鳥平キャンプ場

地獄谷

ミクリガ池

カニのタテバイ1

カニのタテバイ2
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