戸神山
とかみやま
771m
沼田市
登山日 2009年2月14日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 戸神登山口(13:50)…鉱山跡分岐(14:03)…戸神山頂上(14:21-40)…林道終点(14:50)…鉱山跡分岐(15:00)…登山口(15:07)
 今年になって地元の山に登っていない。半日仕事が終わって外に出てみると、風は強いがすこぶる天気は良い。気持ちがすっきりして戸神山にでも登ってみるかという気になった。昨日、日本各地で春一番が吹き荒れたという。今日の強風は北風だが冷たくはない。
 戸神町の登山口前には近くの寺の駐車場が整備され、登山者は利用させてもらっている。その上にゲートボール場があるが今は閑散としている。

戸神登山口

虚空蔵

林道を行く
 登山口からは林道を通らず虚空蔵の参道をいく。石の階段が続くが途中に林道が横切っている。延々と石段を行くと虚空蔵に着く。狛犬の位置には右に丑、左に虎が置かれている。社の左脇から細い踏み跡を行くと林道に合流だ。すぐ先の松の木にブリキ板の道標が打ち付けられている。やがて松林の道を抜けて右に曲がると鉱山跡経由コース(直登コース)分岐がある。林道コースは1.0km35分、直登コースは0.4km30分とある。直登コースに入ろう。

松林の林道

鉱山跡分岐

古い祠
 わずかの上りで小さな祠がある。その正面を通り抜けると岩壁がある。ここからが本格的な急登となり一気に高度を稼ぐことができる。とは言っても、標高770mあまりで登山口が440mだから標高差330mほどで大したことはないのである。せっせと上っていくと視界が開けてくる。振り返って展望を楽しもう。息が上がりそうになった頃にちょっとした鎖場に出る。そこを上れば林道コースからの合流点だ。山頂まで0.2km10分とある。

岩場の急登が続く

林道コースへの分岐

戸神山頂上
 相変わらず岩の急登を行けば山頂まで5分のブリキ板。わずかで明るい山頂に着いた。北風が強くカメラを構えた腕が揺れるほどだが、すっきりと晴れ渡った景色が気分良い。春が近いなぁ。今日は望遠鏡を覗いてみた。我が家は残念ながら黒い屋根が見えるだけだったが、かなりのものが大きく見える。悪さをしているところでも覗かれたら大変だ。

皇海山から袈裟丸連峰

赤城山と沼田市街

山頂標識と子持山
 風に吹かれながら一通りの展望を楽しんだ後で下山に入る。帰りは林道コースにしよう。なにせ軽登山靴に履き替えるのを忘れてGTの革靴で来てしまっているのだ。靴底の安定性がないので下りはちょっと心配なのだ。林道コース分岐からも急斜面なのだが、岩が少ないの分だけ安心だ。山頂から10分ほどの下りで林道終点に下りた後はのんびり歩きである。
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