浅間隠山
あさまかくしやま
1757m
高崎市・東吾妻町
浅間隠山頂上から望む浅間山
登山日 2009年2月7日(晴れ) しんぷるライフ
行 程 二度上峠登山口(10:30)…15…尾根・第3地点(10:45)…50…山頂(11:35-12:20)…55…登山口(13:15)
 このところ冬晴れの天気が続いている。立春を過ぎ春はもうすぐ先といったとこ ろだろうか。今日は久しぶりに浅間隠山に登ってみよう。今回で3回目になるが 積雪期は初めてだ。二度上峠手前の登山口までは全く積雪がなくすんなりと着くことができた。少し上の駐車場は満車に近いものがあり登山口前の駐車余地に車を止める。ここにも数台車が置かれ人気の高さが伺えるというものだ。登山道には初めから積雪がある。妻は軽アイゼンを着けてのぼりはじめるが私は登山靴のままだ。何とかなるだろう。沢状の道をストックを頼りに歩いていく。積雪量は大したことなくしっかりと踏まれていて凍結さえしていなければ歩きやすい。中途半端に日当たりの良い南斜面は登山道だけが所々凍結している。アイゼ ンなしの靴には少々荷が重いか。息を切らすこともなく尾根(第3地点)に出る。直進方向には四阿山が大きい。

登山口

積雪ある登山道

軽井沢分岐
 道標に従い右折して山頂を目指す。平坦な道を行けば第4地点だ。すでに早い時間とは言えないのに下りてくる登山者とすれ違うこ ともない。立木には「ジグザグ」とか「急登」などやたらと書かれている。それを参考にできるだけ短い時間と道のりで山頂を目指していく。わらび平からの合流点までは少々つらい登りとなる。良く締まった雪とは言え少しずつ滑っていることは確かなので意外と手こずることになった。こんなにきつかったかなあと思いながら高度を稼いでいく。風はほとんどなく穏やかな登山日和だ。やれやれ、やっとのことでわらび平からの道と合流だ。山頂まで6分と書かれた道標が置かれている。確かに山頂はすぐ目の前にある。いったん軽く下った後で上りに入ると後立山連峰の眺めが良い。山頂への最後の上りとなってから続々と登山者が下りてく る。群馬の山の展望台は先行者が1組3人が居るだけだった。

登山道だけ雪が残る

山頂間近

山頂から浅間山
 群馬県境を連ねる峰々が一望できる浅間隠山の山頂は実に気分がいい。心なしかいつもの噴煙とは違って見える浅間山が本当に見事だ。見慣れたアングルとはなるが、やはりシャッターを押したくなる風景なのだろう。最初に登頂した時に白い雪を被った山々を見てみたいと書いたが、ようやくそれを果たすことができた。ただ惜しむらくは 東方の赤城山以南が見えず、南方は中央アルプス・北岳などが霞んでしまってい たことだろうか。十二ヶ岳もいいが、やはりこの山頂の展望には一歩及ばないのは仕方ないかも。雪の上で簡単な昼食とした。その間、3組ほどの登山者が頂を踏んだ。上りに懲りたので帰路は軽アイゼンをつけて下ることにする。やはり足元がしっかりして安心して歩けるのはいい。

谷川連峰

榛名山

東吾妻町方面
  帰りに「はまゆう山荘」に寄ったが改修工事のため入浴はできなかった。しかし 無料お試し券(2人まで)を渡された。また来る機会があればいいのだが。結局、倉淵温泉長寿の湯に浸かり汗を流した。
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