谷川岳 たにがわだけ 1963m みなかみ町 |
登山日 | 2008年7月15日(晴れ) | しんぷる |
行 程 | 西黒尾根登山口(4:45)…道標(5:30)…ラクダの背(7:05)…ガレ沢の頭(7:20)…ザンゲ岩(8:30)…トマの耳(9:00-40)…熊穴沢避難小屋(10:35)…天神平(11:15) |
今年はまだ谷川岳に登っていない。不思議ではないが変なものだ。雪解けから始まる花の季節はもう後半戦に入っている。梅雨の晴れ間を狙って、花が多い西黒尾根を登ってみた。ラクダの背の岩場に入るまではこれといって見るべき花も少ない。ノリウツギ、ウツボグサ、ヨツバヒヨドリ、ギンリョウソウくらいか。ところが岩場から森林限界を超えると一気に高山植物が多くなる。それが肩の小屋付近まで延々と続くのだ。飽きることもなく歩ける楽しいコースなのだ。 | ||
山頂が見えてくる |
西黒尾根を振り返る |
トマの耳はすぐそこ |
西黒尾根は過去3回登っているが、登山口からトマの耳まで3時間20分(2003年6月万太郎山日帰り)、3時間40分(2007年5月茂倉から土合へ)、3時間(2007年10月天神尾根下り)となっている。しかし今回はなんと4時間15分もかかっている。そのせいかあまり疲労感を覚えなかった。やはり山はゆっくり登るべきなのだ。特に多く目についたのはハナニガナ、ダイモンジソウ、ウラジロヨウラク、ホソバヒナウスユキソウ、コバギボウシ、ウラジロヨウラク、イブキジャコウソウ、ニッコウキスゲ、イワシモツケなどかな。 | ||
青々とした草原に吹く風は涼しい |
川棚の頭とオジカ沢の頭 |
天神平から朝日岳方面 |
見慣れた景色なのだがついシャッターを切ってしまうのは何でだろう。山肌は緑に覆われてすっかり夏の装いを終えていた。いよいよ谷川岳の暑い夏が始まる。予想通り天神尾根にはほとんど花がなかった。 |